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火災保険のおすすめ選び方!マンション向け火災保険16商品を徹底比較

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監修者

ファイナンシャルプランナー 髙橋 尚

【経歴】 大学卒業後、都市銀行に約30年間勤務。提案業務推進と内部管理両面で幅広い銀行業務を経験。後半15年間は、課長以上のマネジメント職として、法人営業推進、支店運営、コンプライアンス・情報セキュリティ・金商法対応等の内部管理責任者等のマネジメント職を経験。2012年FP1級取得。現在は公益社団法人管理職。

火災保険のおすすめと言っても、どんなところに住んでいるかによって変わってきます。
今回は、分譲マンションにお住まいの方におすすめの火災保険の選び方についてご紹介していきたいと思います。

FP

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一戸建てとマンションでは、おすすめの火災保険は異なります。

目次

そもそもマンションでも火災保険・地震保険に入らないといけないの?

分譲マンション購入時には、火災保険や地震保険に加入しておくべきです。

分譲マンションの場合、

  • 住んでいる部屋・・・専有部分
  • 玄関ドア・バルコニーなど・・・共用部分

に分かれています。

マンション居住者は、住んでいる専有部分のみに火災保険や地震保険をかけることになります。
玄関やバルコニーなどの共用部分はマンションの管理組合が火災保険や地震保険に加入しているため、入らなくてもいいのでは?と思ってしまいがちですが、火災保険や地震保険に入っていないと万が一の際に何も補償されません。

また、マンションの場合は上の階から水漏れが発生してしまった時にも火災保険に加入していれば補償されます。

建物だけでなく家財にも火災保険や地震保険に加入しておけば、災害時に損害が発生しても安心です。

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日本は災害大国です。
自分で気を付けて生活するだけでは防ぎきれない損害を火災保険や地震保険で補償してもらえます。

分譲マンション購入時は引渡し日から火災保険が開始されるように契約すること!

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「マンションを購入したら、入居日までに火災保険を選べばいい」と思っている方がいるかもしれませんが、入居日までの加入では遅いかもしれません!

分譲マンションを購入して入居までに期間がある場合、いつから火災保険に加入しておけばいいかというと物件の引渡し日からです。
引渡し日から入居日までに期間があったとしても、引渡し日から火災保険の補償が開始されるように加入しておかなければ、引越しまでに隣戸から火災が発生しても誰も補償してくれません。

分譲マンションの売買契約から引渡し日までに期間があまりない場合は、火災保険を急いで選ぶ必要があります。

分譲マンション購入時は引渡し日の2週間前までには契約する火災保険を決めておくことをおすすめします。

分譲マンションにおすすめな特約がある火災保険を選ぶ

分譲マンションの場合、住んでいる部屋の専有部分とエレベーターやエントランスなどの共用部分に分かれています。
基本的に、火災保険は専有部分のみにつけるものなのですが、住んでいる中でバルコニーなどの共用部分が壊れてしまったり損傷してしまうこともあるかもしれません。

そんなバルコニーなどの共用部分の損害の修理費用を補償してくれる特約があります。
それが「バルコニー等修繕費用特約」です。

火災保険によっては、バルコニー等修繕費用特約ではなく「共用部分修理費用補償特約」や「専用使用権付共用部分修理費用補償特約」という名称の特約となっている場合があります。

バルコニー等修繕費用特約の支払い事例・いくらもらえる?

保険金が支払われるのはこんな時!

  • 台風で物が飛んできて、ベランダが破損した時。
  • 植木鉢を移動したら、誤ってバルコニーを壊してしまった時。

など・・・

支払われる金額は、自己負担した修理費用で1事故につき10万円~30万円が限度額となります。(各火災保険により異なります)

バルコニー等修繕費用特約がある火災保険はこちら!

火災保険会社「商品名」バルコニー等修繕費用特約の名称
チャブ損保「すまいのプロテクト」バルコニー等修繕費用特約
AIG損保「ホームプロテクト総合保険」専用使用権付共用部分修理費用補償特約
SBI損保「SBI損保の火災保険(住まいの保険)」バルコニー等修繕費用補償特約
楽天損保「ホームアシスト」共用部分修理費用補償特約
三井住友海上「GK すまいの保険」バルコニー等専用使用部分修繕費用特約

この5つの火災保険会社ではバルコニー等修繕費用特約を特約で選ぶことができます。※火災保険16商品中

火災保険ごとの特約についてはこちらで詳しく紹介しています
特約比較
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火災保険ごとの特約をみる

分譲マンションに住んでいるけれど、火災保険6つを比較するのは大変…。という方がいるかもしれないので、もう少しおすすめ火災保険を絞っていきたいと思います。

マンションなら「水災」補償を外すことも検討

分譲マンションの1.2階に住んでいる方は「水災」補償を外すのは難しいですが、近くに河川もなく上層階に住んでいるという方であれば「水災」補償を外すことを検討して選ぶこともおすすめします。

先ほど紹介した6つの火災保険会社の中から、「水災」補償だけを外すことのできる火災保険はどこなのかを調べてみると、6社すべて水災補償のみ外すことが可能でした。

火災保険によって異なりますが、契約プランに水災なしというプランが用意されていたり、1つ1つ必要な補償のみを付けることができる火災保険となっているため「水災」補償のみを外すことが可能です。

「水災」補償を外すことで、火災保険料も安く抑えることができます。

FP

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ここで、いっそおすすめを1社に絞ってほしい!という方のために、最後は火災保険料で比較してみたいと思います。

6つの火災保険会社の内、一番マンションにおすすめな火災保険は?

マンションに必要な特約が用意されていて、必要ない補償を外せる火災保険なら最終的には料金で比較になりますよね。
それでは、最後に火災保険料を比較していきましょう。

火災保険料はこちら!

  • チャブ損保「すまいのプロテクト」・・・HP上で公開していませんでした
  • AIG損保「ホームプロテクト総合保険」・・・HP上で公開していませんでした
  • SBI損保「SBI損保の火災保険」・・・13,250円(3年契約の1年分の火災保険料)
  • 楽天損保「ホームアシスト」・・・7,700円(1年)
  • 三井住友海上「GK すまいの保険」・・・8,580円(1年)

火災保険料のシミュレーション条件

  • 建物:中古マンション(コンクリート造)
  • 保険金額:建物1,000万円、家財500万円
  • 基本補償:水災以外
  • 都道府県:東京都

AIG損保はHP上で見積りを公開していないため、火災保険料は不明ですが価格.comの火災保険の相場では楽天損保よりも高い火災保険料でした。

つまり、分譲マンションに住んでいる方に一番おすすめな火災保険は、

楽天損保「ホームアシスト」

ということになります。

楽天損保「ホームアシスト」の基本情報についてはこちらで詳しく紹介しています
楽天損保
基本情報
楽天損保の火災保険「ホームアシスト」の評判・口コミを紹介!オススメな人とは?

この記事に書かれていること 楽天損保の火災保険の評判・口コミ 楽天損保「ホームアシスト」の補償内容 楽天損保とソニー損保の火災保険料比較 この記事はこんな人向け 楽天損保の火災保険に興味のある方 楽天 ...

楽天損保の補償をみる

安易に楽天損保「ホームアシスト」に決めるのは危険です。
楽天損保が一番おすすめではありますが、火災保険料は少し条件が違うだけで大きく料金が変わってしまうため、一度見積りをとって比較することが大切です。