
火災警報器が鳴った!火事かも?と思ったらとる行動。火災保険の手続きについても紹介。
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火災報知器がなった際、どんな行動をとればいいのか知っている方は少ないのではないでしょうか。

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誤作動の場合もありますよね。
今回は、火災報知機が鳴った後の対応、火災で損害が発生した場合の火災保険の保険金請求手続きについて紹介します。
火災報知器が鳴ったら・・・まず火元確認!
火災報知器が鳴った後の行動は、一戸建てなのか集合住宅(マンション)なのかで変わってきます。
一戸建ての場合

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なぜすぐに避難ではいけないのでしょうか?
火災報知器は煙や熱によって、火災と感知し鳴ります。
そのため、殺虫剤のスプレーや湯気などでも鳴ってしまう誤作動を起こすことがあります。
まずは火元確認をすることで、火災報知機の誤作動なのか本当に火災が発生しているのかを確認する必要があるのです。
もし、誤作動の場合は・・・
誤作動の場合は、火災報知器についているボタンを押すか、紐を引っ張ることによって止めることができます。
本当に火災が発生していたら・・・
もし、火元を確認して火災が発生しているなら、消火活動を行えそうであれば行いましょう。(あまり燃え広がっていない場合のみ)
しかし、火が天井まで燃え広がってしまった場合は、無理に消火活動を行わずに速やかに避難・消防(119番)へ連絡しましょう。
火災の場合は、命が最優先です。
速やかに避難することを忘れないようにしてください。
集合住宅(マンション)の場合

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誤作動か確認しなくていいの?と気になる方もいるかもしれませんが、集合住宅(マンション)で火災報知器が鳴って、火元が自分の住んでいる部屋では無かった場合、火元を確認しにいろいろな部屋を探しに行くのはキケンですし、すぐに見つけることは難しいです。
もし、誤作動の場合は・・・
もし火災報知器の誤作動であれば、どの部屋で火災報知器が火災を感知したのか管理人室の受信機で表示されているため、火災報知器を鳴らしてしまった住人の方が管理人や消防士に伝える必要があります。
火災報知器が鳴ったら・・・
集合住宅(マンション)の場合は、速やかに避難・消防(119番)へ連絡しましょう。
集合住宅(マンション)で火災報知器が鳴ったら、「誤作動かな?」と考えるのではなく避難することが大事です。
避難した後に誤作動であれば部屋に戻るだけなので、まずは避難を優先しましょう。
火災で損害が発生した時の<火災保険の保険金請求手続き>
火災で家が燃えてしまったり、隣の家から延焼してしまった場合などには、加入している火災保険から保険金を受け取ることができます。

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保険金請求の4つのSTEP
- 加入している火災保険会社へ事故連絡
- 火災保険会社が被害状況を確認
- 保険金請求の必要書類を提出
- 保険金額の確定
3の保険金請求の代表的な必要書類こちらです。
保険金請求の必要書類
- 保険金請求書(火災保険会社から送られてくる)
- 事故内容報告書(火災保険会社から送られてくる)
- 罹災証明書(消防署から発行される証明書)
- 修理見積書(修理を依頼するリフォーム会社からの見積り)
- 損害明細書(火災保険会社から送られてくる)
- 写真(損害状況を写真に撮っておく)
火災保険会社によって必要書類が異なる場合がありますので、事故連絡の際に火災保険会社から必要書類についての説明を詳しく聞いておきましょう。

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そのため、火災が発生する前にしっかり適切な火災保険に適切な補償、保険金で加入しておきましょう。

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