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損保ジャパンの火災保険の口コミ・評判を248人に調査!損保ジャパンは加入者が一番多い火災保険。

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監修者

ファイナンシャルプランナー 大久保慧理

【経歴】 立命館アジア太平洋大学卒業後、地方銀行へ入行。
その後投資信託や保険商品、債券の販売営業に10年間従事した。
現在、銀行での経験を活かし資産運用・相続対策・マネープランを専門とした金融ライターとして活動中。

火災保険で保険金を受け取ったことのある248人にアンケートを実施したところ、一番加入者が多かったのが「損保ジャパン」の火災保険でした。

そこで、今回はアンケートの調査結果から損保ジャパンの口コミ・評判を紹介したいと思います。

※ この記事は、2025年2月時点での情報を参考にしています。
※アンケート概要「火災保険で保険金を受け取った方への補償内容に関する調査」ウィズマネ編集部,調査期間2020年2月~2020年3月、2021年3月.

この記事に書かれていること

  • 損保ジャパンの火災保険の評判・口コミ
  • 損保ジャパン「THE すまいの保険」特有の特約
  • 損保ジャパンの火災保険料について

この記事はこんな人向け

  • 損保ジャパンの火災保険に興味のある方
  • 損保ジャパンの火災保険の評判が気になる方
  • 損保ジャパンの火災保険料を知りたい方

→ 損保ジャパンを含む火災保険会社15社の保険料をシミュレーションしたい方はこちら!

目次

損保ジャパン火災保険の口コミ・評判を紹介!〈アンケート調査から〉

248人にアンケートを実施したところ、22.6%(56人)の方が損保ジャパンの火災保険に加入していることがわかりました。

【18社の火災保険会社+その他】の中から選択してもらう形式でアンケートを実施し、アンケートを実施した方の中では一番加入者が多いという結果になりました。

損保ジャパンの火災保険へ加入を決めた理由は?

損保ジャパンの火災保険に加入していると回答した56人に、『なぜ加入を決めたのか』についても質問しました。

加入理由で多かった回答の上位3位を紹介します。

1位 マンションや住宅購入の契約時に勧められたから

2位 親や友人からの紹介

3位 災害対策として補償が充分だから

でした。

FP

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保険代理店や自分で比較して加入したという人よりも、マンションや戸建て購入時にハウスメーカーや不動産会社から紹介された火災保険にそのまま加入しているという人の方が多いということがわかりました。

火災保険は住宅購入時に勧められた保険に加入する必要はありません!
家族が暮らす家を守る保険なので、ハウスメーカーや不動産会社任せにするのではなく、自分で比較して加入することをおすすめします。

損保ジャパンの火災保険で保険金をもらった災害とは?

一番多かったのは「風災」で保険金をもらった方々でした。

台風でカーポートの屋根が飛ばされて補償されました。

  • 保険の対象:建物
  • 受け取った保険金額:8.5万円
  • 受け取るまでの期間:2週間位

台風により、バルコニールーフのポリカ屋根が飛び、復旧の際に火災保険で保険金を受け取りました。

  • 保険の対象:建物
  • 受け取った保険金額:10万円
  • 受け取るまでの期間:1ヶ月

台風で瓦が飛んだり、門扉が壊れたりしたため、風災で補償を受けました。

  • 保険の対象:建物と家財の両方
  • 受け取った保険金額:80万円ほど
  • 受け取るまでの期間:1ヶ月程度

損保ジャパンの火災保険に加入していると回答した人の保険金を受け取るまでの期間は、1週間~半年と幅広くなっていました。

火災保険の保険金の支払期限は「保険法」によって「保険金の請求手続きが完了した日を含めて原則30日以内」と定められています。
請求から1週間ほどで保険金が支払われるケースが一般的ですが、損害状況の査定に時間がかかるなどの場合には30日を超えるケースもあるようです。

損保ジャパンの保険金受取の流れ

  1. 事故連絡(電話 OR インターネット OR LINE)
  2. 案内・・・事故状況や損害程度の確認、支払い対象となる保険金の種類や範囲、必要書類の案内、警察、消防への対応など事故対応についてアドバイス
  3. 事故状況の確認・調査・・・事故の状況や損害程度に応じて、担当者または損害保険登録鑑定人等が事故現場に訪問し確認
  4. 必要書類の作成・提出・・・保険金請求書等、必要書類一式を作成・提出
  5. 保険金支払い金額の決定・・・手配した修理見積書・写真などの書類や事故状況・調査結果を確認し、契約内容に従って、支払額を決定
  6. 保険金の受け取り

損害内容や状況によって、③事故状況の確認・調査の期間や必要書類は変わってきます。
そのため、保険金を受け取るまでの期間も幅広くなっているようです。

こんな損害も補償されている!

トイレの棚がなく自分で購入した突っ張り棒の上にトイレットペーパーを置いていましたが、支えきれず落下してしまいました。
その際、トイレの手洗いの部分が折れたため、火災保険で補償されました。

  • 保険の対象:家財
  • 受け取った保険金額:5000円
  • 受け取るまでの期間:1週間程度

下水管の油づまりで1階が水浸しになり補償されました。

  • 保険の対象:家財
  • 受け取った保険金額:300万円
  • 受け取るまでの期間:1週間くらい

前から気に入ったやっとの思いで買った時計が盗まれ、盗難で補償されました。

  • 保険の対象:家財
  • 受け取った保険金額:18万円
  • 受け取るまでの期間:約10日間

損保ジャパンの火災保険は売電収入まで補償してくれる特約がある!

損保ジャパンの火災保険の基本補償についてはこちらで詳しく紹介しています
基本補償
損保ジャパン基本補償
火災保険『損保ジャパン』のTHE すまいの保険が選ばれる理由とは?

損保ジャパンの火災保険 【個人用火災総合保険『THE すまいの保険』】 火災、落雷、破裂・爆発 風災・ひょう災・雪災 水災 盗難による盗取・損傷・汚損 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突など 漏水な ...

損保ジャパンの補償をみる
FP

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最近では、省エネ創エネということで、自宅の屋根にソーラーパネルを付けているお宅が多いですよね。
もし、台風でソーラーパネルに損害を受けてしまった時、火災保険で売電収入まで補償してくれるのは損保ジャパンの火災保険「THE すまいの保険」だけなんです。

売電収入まで補償してほしいという方は損保ジャパンの火災保険を検討してみてください。

売電収入とは?
ソーラーパネルで太陽光発電をした時に発電した電気を売った時に得られる収入のことです。
最近の太陽光発電では、蓄電もできて余った電気は売れるというZEH住宅が多く用意されています。

損保ジャパンの火災保険「THE すまいの保険」には、IoT住宅費用「売電収入・サイバーリスク」特約が用意されています。
(火災保険会社17社中 損保ジャパンのみ) IoT住宅費用特約では、売電収入だけでなく、パソコンなどにサイバー攻撃を受けた時に個人情報が漏洩してしまった際に支出した費用を補償してくれます。

多くの火災保険に用意されている特約「建物電気的・機械的事故特約」との違い!

多くの火災保険に用意されている「建物電気的・機械的事故特約」では、ソーラーパネルなどの電気設備が損害を受けた場合に、保険金が支払われる特約で、ソーラーパネルの売電収入までを補償してくれるものではありません。

FP

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ZEH住宅などで屋根にソーラーパネルを付けているなら、IoT住宅費用特約は必要な補償となりますよね。

火災保険料はどのくらいなのかも知りたい!という方のために、損保ジャパンの火災保険料について紹介していきます。

損保ジャパン「THE すまいの保険」の火災保険料は安くない!

FP

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火災保険を比較する時に重要なのが「火災保険料」ですよね。
損保ジャパン「THE すまいの保険」の火災保険料は安くないという評価とさせていただきます。

できるだけ同じ条件下で火災保険料が比較的安い楽天損保と損保ジャパンを比較してみました。

楽天損保「ホームアシスト」

1年間の火災保険料は28,720円、地震保険を含めると65,720円でした。

損保ジャパン「THE すまいの保険」

1年間の火災保険料は29,520円、地震保険を含めると70,630円でした。

比較条件(2025年2月時点)

  • 建物構造:新築木造戸建
  • 都道府県:東京都
  • 保険金額:建物1500万円、家財500万円
  • 基本補償:全て
  • 特約:楽天損保(なし)、損保ジャパン(建てかえ費用特約・住宅修理トラブル弁護士費用特約)
  • 保険期間:1年間

火災保険料だけでは約1,000円の差があり、地震保険料を含めると約5,000円の差があります。

補償内容によって、保険料が異なるので一概には言えませんが、損保ジャパンの火災保険料は安くないと覚えておきましょう。

ただ、安くないんだ…と全く検討しないということはせず、補償内容によって火災保険の保険料は大きく変わるため、一度見積りをしてみることをおすすめします。

損保ジャパンと楽天損保では自己負担額が大きく異なります。
※自己負担額がある補償では、保険金額から自己負担額を引いた金額が支払われます。
損保ジャパンでは上記の保険料の場合、水濡れ補償、物体の落下、飛来、衝突補償、騒擾補償、破損汚損補償で自己負担額5万円があります。
楽天損保では上記の保険料の場合、破損汚損補償のみで自己負担額3万円があります。
つまり、損保ジャパンの方が、自己負担額のある補償が多くなっており、単純に保険料の比較だけするのではなく、自宅に必要な補償で保険金が受け取れるかどうかをしっかり比較することが大切です。

損保ジャパン「THE すまいの保険」に向いているのはどんな人?

では損保ジャパンの火災保険「THE すまいの保険」がおすすめなのはどんな人なのか紹介しましょう。

損保ジャパンがおすすめの方

  • 自宅の屋根にソーラーパネルを付けている人!
  • 売電収入を多く得ていて補償を付けたい人!
  • サイバーリスクの対策をしたい人!
  • 火災保険料はいくらでもいい人!
  • 安さを重視していない人!

これらの人は一度、損保ジャパンの火災保険「THE すまいの保険」を検討してみてもいいかもしれません。

自宅に必要な補償が何かを知ることで、火災保険を絞ることができます。
火災保険選びに悩んでいる人は、まず必要な補償について考えてみるのもおすすめです。