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地震の備えはこれだけ|今日からできる最低限の3つ

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防災の備えが大事なのは分かっているけれど、防災グッズを一式そろえて管理するところまでは手が回らない。
仕事や家事、子育てに追われる毎日の中で、多くの方が同じ悩みを抱えています。

一方で、日本では毎年たくさんの地震が発生しています。
いつか大きな地震が来るかもしれないと分かっていても、具体的な行動に移すのは簡単ではありません。

そこでこの記事では、防災グッズを一式そろえていなくても、今日からできる最低限の3つの備えに絞って解説します。

  • 家具の配置を見直して、倒れても逃げ道をふさがないようにする
  • スマホの電源を守るために、モバイルバッテリーを2台用意する
  • 普段食べている食べ物と水を、少し多めに備えておく

さらに、家が壊れたときのお金の備えとして、火災保険と地震保険の違いも紹介していきます。

編集部

編集部

いきなり完璧な防災ではなく、備えゼロから一歩進むことをひとつのゴールと考えていけると安心です。

この記事に書かれていること

  • 室内で起きやすいケガや動けなくなる原因
  • 家具の位置を少し変えるだけで安全性を高める工夫
  • 停電時にスマホと明かりを確保するための備え方
  • 普段の食事を活かした備蓄方法
  • 地震で家が壊れたときに頼りになる補償の基本

目次

なぜ最低限の備えが大切なのか

大きな地震が起きたときに、注意したいのは次の3つです。

  • 家具が倒れてけがをする・逃げ道がふさがる
  • 停電で明かりも情報も失われる
  • ライフラインが止まり、食事や水に困る

地震そのものの揺れだけでなく、室内の家具や家電の転倒や落下によってケガをするケースは少なくありません。
また、停電や断水が続けば、照明やスマホ、給水など、生活のあらゆる部分に影響が出ます。

要点まとめ

  • 大きな地震では、家具やテレビの転倒、ガラスの飛散など室内の被害がケガの一因になることが報告されています。
  • 政府や自治体の防災情報では、家庭での水や食料などの備蓄が推奨されており、数日から1週間分を目安とした備えが案内されています。

【参考データ・出典】

こうした状況から、現実的で続けやすい最低限の備えを押さえておくことが、暮らしの安全性を高めるうえで大切です。

家具配置と倒れ方を見直す|逃げ道をふさがない工夫

家具配置と倒れ方を見直す

背の高い家具を壁に向けて倒れるようにと説明されることがありますが、壁に沿って置いている家具を壁側に倒すことは現実的ではありません。
実際に大切なのは、倒れても人に当たらず、逃げ道をふさがない配置を選ぶことです。

家具の配置で意識したいポイント

  • 出入口や廊下に背の高い家具を置かない(倒れてドアをふさがないようにする)
  • ベッドやよく座る場所のすぐそばに高い家具を置かない
  • 家具の上に時計や植木鉢、額など落ちると危ない物を置かない
  • 家具の背面を壁にぴったりつけ、前方向に倒れにくくする
編集部

編集部

家具をすべて動かすのが難しい場合は、まず寝室と玄関まわりから見直すと効果が大きいです。夜間に地震が起きても、起き上がって玄関まで行けるルートを意識してみてください。

固定ができるなら、L字金具と補助器具の組み合わせが有効

より安全性を高めるには、L字金具や転倒防止ベルトなどで家具を固定する方法が有効です。
賃貸などでネジ止めが難しい場合は、ポール式つっぱり棒や滑り止めマット、ストッパーなどを複数組み合わせることで、倒れにくさを高められます。

  • L字金具やベルトで、家具と壁や柱をしっかり連結する
  • 難しい場合は、ポール式突っ張りと滑り止めマットなどを組み合わせる
  • 扉には開放防止金具、ガラス部分には飛散防止フィルムを検討する

要点まとめ

  • 家具は倒れても避難経路をふさがない位置に配置することが重要です。
  • 背の高い家具は壁にぴったりつけて前方向に倒れにくくし、可能であればL字金具やベルトで固定すると安全性が高まります。

【参考データ・出典】

家具を動かせない場合でも、倒れても危なくない配置を選ぶという発想が大切です。出入口と寝室の周辺から、少しずつ見直していくことで安全性が高まります。

電気が止まっても慌てないための備え|モバイルバッテリー2台体制

地震で停電すると、照明だけでなく、スマホの充電も難しくなります。情報収集や連絡手段として、スマホの電源は命綱です。

現実的な備えとして、モバイルバッテリーは2台あると安心です。

  • 1台目:ふだん持ち歩く用(目安は5,000mAh前後)
  • 2台目:非常用として保管する用(目安は10,000mAh以上)

非常用の1台は、常に満タンの状態で保管しておきます。3か月に1回程度、残量を確認して充電し直すだけでも、停電時の安心感が大きく変わります。

懐中電灯付きモバイルバッテリーという選択

モバイルバッテリーには、LEDライトが内蔵されているタイプがあります。USBポートの横にライトボタンが付いていて、懐中電灯の代わりになる仕組みです。

  • スマホの充電とライトを1台でまかなえる
  • 懐中電灯を別に持たなくても、最低限の明かりが確保できる
  • 価格も、通常のバッテリーに数百円程度を加えたイメージです

モバイルバッテリーを2台用意して、うち1台はライト付きで非常用として保管しておくと、停電時の不安がぐっと減ります。

要点まとめ

  • 停電時に情報手段を確保するためには、スマホの電源を守ることが大切です。
  • モバイルバッテリーは普段用と非常用の2台に分け、非常用は満タンで保管しておくと安心です。

【参考データ・出典】

食料と水を普段の食事の延長で備える

食料と水を普段の食事の延長で備える

非常食というと、アルファ米やレトルト食品、缶詰のイメージがありますが、普段あまり食べないものを大量に備える必要はありません

防災の基本は、非常時も食べ慣れたものを食べることです。体調を崩しにくく、子どもや高齢の家族も安心して口にできます。

普段の食事を活かした備え方

レトルトや缶詰を中心にそろえなくても、次のような普段からよく食べる保存食を少し多めに買っておく方法があります。

  • お菓子系:クラッカーやビスケット、ようかん、栄養バー
  • ドリンク系:プロテインドリンク、スムージー、野菜ジュース
  • 乾物系:カップスープやインスタント味噌汁(お湯で作れるもの)
  • 主食系:フリーズドライごはんやレンジ対応ごはんなど

これらを非常食というより、好きな保存食として少し多めにストックしておきます。

ローリングストックで管理をラクに

食料や飲料水の備蓄は、ローリングストックの考え方を取り入れると管理が簡単です。

  • 保存のきく食品や飲み物を1〜2個多めに買っておく
  • 普段の食事やおやつで使ったら、その分だけ買い足す
  • ストック場所をキッチン下や玄関収納など、思い出しやすい場所に決める

水の目安は、1人あたり1日1〜1.5リットル×3日分です。500mlペットボトルで考えると、1人あたり6本(3リットル)をひとつの目安とすると分かりやすくなります。

要点まとめ

  • 非常時も食べ慣れたものを食べられるよう、普段からよく食べる保存食を少し多めに備えておく方法が取り入れやすいです。
  • 水は1人あたり1日1〜1.5リットルを目安に、3日分以上を備蓄することが推奨されています。

【参考データ・出典】

壊れた家を直すためのお金の備え|火災保険と地震保険の基本

地震の備えは、家具や電気、食料といったモノの備えだけではありません。
家が壊れたときに、どうやって生活を立て直すかという視点も欠かせません。

火災保険だけでは地震による被害はカバーされない

一般的な火災保険では、地震や噴火、津波を原因とする建物や家財の損害は、火災によるものであっても補償対象外とされています。
たとえば、地震のあとに発生した火災で自宅が焼けてしまった場合でも、地震が原因と見なされれば、火災保険だけでは保険金が支払われないケースがあります。

地震保険は生活再建の支えとして位置づけられている

こうした地震や津波による損害に備えるために用意されているのが地震保険です。火災保険にセットして加入する仕組みで、地震や津波、噴火が原因の建物や家財の損害をカバーします。

地震保険の保険金額は、火災保険金額の一定割合の範囲で設定される仕組みになっており、全損をすべてカバーするものではありません。そのため、生活再建のための当面の費用を補うものとして位置づけられています。

要点まとめ

  • 火災保険では、地震や津波を原因とする損害は補償対象外となるのが一般的です。
  • 地震や津波による損害は地震保険で備える仕組みで、生活再建に必要な資金を部分的に支える役割があります。

【参考データ・出典】

現在加入している火災保険に地震保険が付いているかどうかを把握しておくことで、万一のときの支えの有無が見えやすくなります。詳しい内容は、保険証券やマイページで確認し、不明な点があれば加入している保険会社や代理店に相談しておくと安心です。

今日からできる3ステップまとめ

最後に、この記事で紹介した内容を今日からできる3ステップに整理します。

備えの項目 最低限のやり方(今日からできること)
家具の安全 ・倒れそうな家具を、出入口や寝室のそばから離す
・家具の背面を壁にぴったりつけ、手前に倒れにくくする
・家具の上に置いた重い物や割れ物は、別の場所へ移動する
電気の備え ・モバイルバッテリーを2台用意する(持ち歩き用と非常用)
・非常用の1台は10,000mAh以上を目安に満タンで保管する
・ライト付きタイプにしておくと、懐中電灯代わりにもなる
食料と水の備え ・普段食べている保存食を1〜2個多めに買っておく
・水は1人あたり500mlペットボトル6本(3リットル)を目安に準備する
・キッチンや玄関など、思い出しやすい場所にまとめて保管する
補償の備え ・加入中の火災保険に地震保険が付いているか確認する
・建物と家財のどちらに補償があるかを把握しておく
・不明な点は、保険会社や代理店に相談して整理する

地震の備えは、特別なグッズを一度にそろえる必要はありません。
家具の位置を少し変える、バッテリーを1台増やす、好きな保存食を1〜2個足すといった小さな一歩を積み重ねることで、安全性が着実に高まります。

備えゼロから、とりあえずこれだけはできているという状態になれば、災害への不安は少しずつ軽くなります。ご家庭の状況に合わせて、できるところから取り入れてみてください。

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よくある質問

Q1. 地震対策として、家具の配置はまずどこから見直せばいいですか?

A. いきなり全部の部屋を見直そうとすると大変なので、寝室と玄関まわりから手を付けると負担が少なく効果が大きいです。背の高い家具をベッドや出入口から離し、倒れても通路をふさがない位置へ移動します。
そのうえで、家具の背面を壁にぴったりつけ、前方向に倒れにくくすることで、安全性が高まります。

Q2. モバイルバッテリーは、どのくらいの容量と台数があると安心ですか?

A. 目安としては2台あると安心です。
普段使いには5,000mAh前後のコンパクトなバッテリーを持ち歩き用にして、非常用としては10,000mAh以上のものを常に満タンで保管しておくと、停電時でもスマホの電源を確保しやすくなります。
非常用の1台は、LEDライト付きタイプを選ぶことで懐中電灯の役割も兼ねられます。

Q3. レトルトや缶詰があまり好きではありません。それでも非常食は必要ですか?

A. 無理にレトルト食品や缶詰を大量にそろえる必要はありません。
クラッカーやビスケット、栄養バー、カップスープ、ジュースなど、普段からよく口にしている保存食を少し多めに買っておき、日常の中で食べながら補充していく方法で十分です。
こうしたローリングストックなら、好みや体調にも合わせやすくなります。

Q4. 火災保険だけで、地震による被害は補償されますか?

A. 一般的に、地震や津波、噴火を原因とする建物や家財の損害は、火災であっても火災保険の補償対象外です。
地震や津波などによる損害に備えるために用意されているのが地震保険で、火災保険にセットして加入するしくみになっています。
まずは、現在加入している火災保険に地震保険が付いているかどうか、保険証券やマイページで確認しておくと安心です。

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まずはお住まいの揺れやすさと水害傾向を把握して、結果に合わせた対策の順番を決めていきましょう。

FP

FP

今すぐ住まいのリスクを把握して、防災を無理なく進めていきましょう。
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