保険 学資保険

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」の評判・口コミを紹介。学資金の受取りタイミングが選べる!

2021年3月9日

FP
今回は、かんぽ生命の学資保険について紹介します。

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」とは?

出典:かんぽ生命

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は、教育資金を準備できて、入院・手術も保障してくれる保険です。

契約できる被保険者(子ども)の年齢は、0~12歳となっています。

かんぽ生命の学資保険1番の特徴は?

FP
学資金をもらうタイミングを選べる」ことです。

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では、

  • 「大学入学時」の学資金準備コース(子どもの年齢:0~12歳)
  • 「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コース(子どもの年齢:0~3歳)
  • 「大学入学時+在学中」学資金準備コース(子どもの年齢:0~12歳)

の3つのコースが用意されています。

「大学入学時」の学資金準備コース

「大学入学時」の学資金準備コースは、子どもが0~12歳の時に加入することができるコースです。

「大学入学時」の学資金準備コースでは、大学入学時に学資金(満期保険金)を受け取ることができます。

  • 満期:17歳・18歳
  • 保険料払込期間:17歳・18歳または12歳
  • 基準保険金額の範囲:50~700万円(特約を付けると変わる)

を選択することができます。

基準保険金額を300万円と設定した場合、満期時に300万円の学資金を受け取れます。

「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コース

「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コースは、子どもが0~3歳の時に加入することができるコースです。

「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コースでは、小・中・高・大学入学前に学資金を受け取ることができます。

  • 満期:17歳・18歳
  • 保険料払込期間:17歳・18歳または12歳
  • 基準保険金額の範囲:50~500万円(特約を付けると変わる)

を選択することができます。

基準保険金額を300万円と設定した場合

  • 小学校入学前の12月:学資金15万円
  • 中学校入学前の12月:学資金30万円
  • 高校入学前の12月:学資金45万円
  • 大学入学時:学資金300万円

受取総額は390万円となります。

「大学入学時+在学中」学資金準備コース

「大学入学時+在学中」学資金準備コースは、子どもが0~3歳の時に加入することができるコースです。

「大学入学時+在学中」学資金準備コースでは、大学入学~大学4年まで毎年学資金を受け取ることができます。

  • 満期:21歳
  • 保険料払込期間:18歳または12歳
  • 基準保険金額の範囲:50~700万円(特約を付けると変わる)

を選択することができます。


出典:かんぽ生命

基準保険金額を300万円と設定した場合

  • 大学入学時(18歳):学資金75万円
  • 大学2年(19歳):学資金75万円
  • 大学3年(20歳):学資金75万円
  • 大学4年(21歳):学資金75万円

受取総額は300万円となります。

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」には医療特約が付けられる!

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では、3つの医療特約が用意されています。

  • 無配当災害特約:不慮の事故によるケガでの死亡・身体障がいとなった場合
  • 無配当傷害医療特約:不慮の事故によるケガでの入院、手術、放射線治療を受けた場合(Ⅰ型:入院初期保険金あり、Ⅱ型:入院初期保険金なし)
  • 無配当総合医療特約(+無配当先進医療特約):病気や不慮の事故でのケガで入院、手術、放射線治療を受けた場合(Ⅰ型:入院初期保険金あり、Ⅱ型:入院初期保険金なし)
    ※無配当先進医療特約は、無配当総合医療特約と併せて契約

特約を付けることにより、契約できる基準保険金額の範囲が異なりますので、ご注意ください。

保険期間中に被保険者の子どもが亡くなってしまったら・・・

被保険者である子どもが、保険期間中に死亡してしまった場合に、死亡給付金(払込保険料相当額)が支払われます。

保険期間中に契約者の親が亡くなってしまったら・・・

契約者である親が万が一の場合は、保険料の払込みが必要なくなります。
学資金は予定通り受け取ることができます。

かんぽ生命の学資保険の返戻率は?

FP
かんぽ生命の学資保険の返戻率を紹介します。

返戻率とは?

返戻率は、学資金受取総額÷払込保険料総額×100で計算できます。
払込保険料総額に対する学資金受取総額の割合を表しています。

契約例

  • 契約者年齢:男性30歳
  • 被保険者年齢(子ども):0歳
  • 保険料払込期間:18歳まで
  • 保険料払込方法:月払
  • 基準保険金額:300万円
  • 特約:なし
コース
大学入学時
小・中・高+
大学入学時
大学入学時+
在学中
月額保険料
14,640円
19,110円
14,550円
払込保険料総額
3,162,240円
4,127,760円
3,142,800円
受取総額
300万円
390万円
300万円
返戻率
94.8%
94.4%
95.4%

今回ご紹介した中で、かんぽ生命の学資保険は返戻率が100%超えませんでしたが、契約条件によっては100%を超える可能性もありますので、よくご確認ください。

FP
かんぽ生命の学資保険は返戻率が100%超えませんでした。

かんぽ生命の学資保険の口コミ・評判を紹介!〈アンケート調査から〉

FP
学資保険に加入している118人にアンケートを実施しました。

118人にアンケートを実施したところ、36%(43人)の方がかんぽ生命の学資保険に加入していることがわかりました。

かんぽ生命の学資保険に加入している人の口コミ・評判を紹介!

郵便局は身近で安心できるから加入しました。

  • 受取総額:200万円
  • 加入して良かったかどうか:良かった(これから子どもを産む人に勧めたい)

郵便局で勧められて加入しました。

  • 受取総額:300万円
  • 加入して良かったかどうか:良かった(これから子どもを産む人に勧めたい)

親からの助言で安心感から選びました。

  • 受取総額:100万円
  • 加入して良かったかどうか:良かった(これから子どもを産む人に勧めたい)

大手の企業だから加入を決めました。

  • 受取総額:200万円
  • 加入して良かったかどうか:加入しなければ良かった(これから子どもを産む人に勧めたくない)

知り合いが郵便局に勤めていてすすめられたから加入しました。

  • 受取総額:100万円
  • 加入して良かったかどうか:良かった(これから子どもを産む人に勧めたい)

※アンケート概要「学資保険に加入している方への契約金額に関する調査」ウィズマネ編集部,調査期間2021年2月~2021年3月.
※ この記事は、2021年3月時点での情報を参考にしています。

118人にアンケート調査をして、かんぽ生命の学資保険は一番人気でした。

また、かんぽ生命の学資保険に加入している人に、加入して良かったか・加入しなければ良かったかを質問したところ、95%の方が加入して良かった(これから子どもを産む人に勧めたい)と回答しました。

かんぽ生命は日本郵政グループということで安心感やどこにでもあるというメリットがあり、選ぶ人が多く、勧めたい方も多いということがわかりました。

かんぽ生命の「はじめのかんぽ」に向いているのは結局こんな人!

FP
かんぽ生命の「はじめのかんぽ」は、このような方々におすすめです。

こんな方におすすめ

  • 子どもの医療保障も付けたい人
  • 子どもの保険を1つでまかないたい人
  • 学資金の受取りタイミングを選びたい人
  • 大学入学後から学資金を受け取りたい人
  • 郵便局はどこにでもあるから安心だと思う人

このような方は、一度かんぽ生命「はじめのかんぽ」を検討することをオススメします。

FP
学資保険を比較する際は返戻率だけでなく、必要な保障を付けられるか、必要な学資金を準備できるかを重視するようにしましょう。

  • この記事を書いた人

ウィズマネ編集部 ファイナンシャルプランナー

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