戸建・分譲マンション

火災保険とは?いくらかけてる?基本を教えます。

2018年5月30日

監修者

ファイナンシャルプランナー 水上克朗 https://mizukatsu.com/

【経歴】
慶応義塾大学卒業後、大手金融機関に入社。50代での人生の転機に、FPの知識を活かし老後1憶円資産の捻出方法を確立する。現在、ライフプラン、資産運用、保険の見直しなどの観点からアドバイスを行う。また、執筆・監修・相談業務や講演活動などを積極的に行い、新聞、雑誌、Webの大手媒体で数多く取り上げられている。著書に「50代から老後の2000万円を貯める方法」(アチーブメント出版)がある。

監修日:2021年6月14日

火災保険。何にいくらかければいいの?

FP
今回は、何に保険をかけたらいいのか?そしていくらかけたらいいのか?について紹介します。

火災保険は何にかけるのか?

FP
まずは、何に保険をかけたらいいのか?について紹介します。

想像してみよう!

例えば一般的な住宅を想像してみましょう。今住んでいるところを想像してみてください。
建物と建物の中にある家財道具がありますよね。

何にかけるのかはこの2点です。

  • 建物
  • 家財(家具)

少し話がそれますが、商売をしていて住まいも一緒の方々場合、例えばお寿司屋さんや事務所であったりとかその場合は家財だけでなく商売道具がありますよね。
これを専門的な用語では設備什器と言います。
また、そこで売っている商品こういったものにも実は火災保険をかけることができます。

火災保険はいくらかければいいの?

FP
次に建物・家財にいくら補償・保険をかければいいのか?についてご紹介します。

火災保険はもう一度同じものを買う時に必要な額をかけてください。

この金額を再調達価額と言います。

再調達価額は保険会社が決める金額ではありません。

中には保険会社に言われるがままに

いや~お客様の家族にはこのくらいの人数がいるのであれば、家財道具にはこのくらいの金額が必要ですよ。
このくらいかけておかないとダメですよ。

と言われるケースが非常に多くあります。
しかし、全く違います!!

保険金額は自分自身で決めてください。
かける金額はいくらでも自由です。
家財道具に関してはいくらかけても自由です。

しかし、建物に関しては法外にかけることはできません。
建物には適正価格があります。

例えば、今の年で同じ広さの木造家屋の建物を建てると2000万かかります。3000万かかります。という計算式があるとします。
こちらについては、入っている保険会社や保険代理店に聞けばわかります。
そうすると、お家の広さ、木造なのか鉄骨なのか、鉄筋コンクリートなのかで金額がはっきりでます。
ですので、その再度購入できる金額で保険をかけていただくことが適正な保険料を生みます。
さらに、保険金をもらう時も、再度同等の物を購入できるだけの保険金をもらうことができます。

火災保険で補償してくれる内容はこちらでご紹介しています

基本補償
火災保険の内容ってどんなの?基本補償は火災だけじゃない!

火災保険の補償内容には、火災や落雷、水濡れなどの補償があるということは、各保険会社の火災保険の紹介の中で説明してきました。 しかし、 火災の補償はイメージつくけど、落雷とか水濡れの補償ってどんな時に補 ...

続きを見る

一戸建て(持ち家)で火災保険に入らないという選択肢・・・

家を購入する際や持ち家の火災保険更新時に

入らなくてもいいのでは?
今まで火災が起きたことないし、気を付けるし・・・

と思う人がいるかもしれません。
しかし、火災保険は火災だけを補償してくれる保険ではありません。
また、どんなに火災を引き起こさないように注意をしていても隣家からの延焼で家が燃えてしまうこともあるかもしれません。
※失火責任法により隣家からの火災の燃え広がりで自宅が燃えてしまった場合は、出火元に重大な過失がない限り賠償請求は行えず、自宅の火災保険で修理をすると法律で決められています。

そんな時に守ってくれるのが火災保険です。
他にも、大型台風によって屋根がとばされてしまったり、何かが飛んできて窓ガラスが割れてしまった時でも火災保険で補償してくれます。(加入しているプランによります)

火災保険料がもったいない。

と思って火災保険に加入していなくて、購入後すぐに大雨が降って損害を受けたとしても、だれも補償してくれません。
それなのに、住宅ローンの支払いプラス修理費用も自費で出す必要があります。
家がなくなると家族を路頭に迷わせてしまうことに繋がります。

FP
新築住宅であれば火災保険料が安くなる割引制度を用意している火災保険会社もあります。
家族のために、火災保険料をケチらず火災保険に加入することをおすすめします。

火災保険で補償してくれる内容はこちらでご紹介しています

基本補償
火災保険の内容ってどんなの?基本補償は火災だけじゃない!

火災保険の補償内容には、火災や落雷、水濡れなどの補償があるということは、各保険会社の火災保険の紹介の中で説明してきました。 しかし、 火災の補償はイメージつくけど、落雷とか水濡れの補償ってどんな時に補 ...

続きを見る

火災保険の家財の必要性について

火災保険は通常、家財と建物を別々に保険契約を結びます

火災保険の建物と家財の区分は?

  • 建物・・・門、塀、テレビアンテナ、付属のインターフォン、屋根、壁などが保険の対象
  • 家財・・・家具、電化製品だけでなく、茶わん、衣類、小物など移動が可能な物について全て保険の対象
    ※ただし、ミニバイク、原付自転車以外の自動車、通貨、切手などは火災保険の対象外

この中で、通貨、切手、預貯金証書などは盗難の補償をつけることで火災保険の対象となります。

また、家財の場合は1個一組が30万円以上のものを明記物件として別個登録することにより、事故の際の補償を確実にすることができます。

なぜ火災保険において家財補償が必要なのか?

実際に屋内での出火の際、消火活動によって大量の水が使われることになりますが、水浸しになった家財はすべて使い物になりません。

そこで、実際に復旧に当たっては衣類や小物、電化製品、箪笥その他ダイニングテーブルなど、全て一から買いそろえる必要があるわけです。

ボヤでおさまった場合でも、家財の被害は大変大きなものになります。
そのため、家財補償が大変重要だということになるのです。

家財保険はいくらかける?

家財の火災保険へかける金額は、自宅にある家財の総額で構いません。
しかし、家財の総額を把握している人はあまりいませんよね。

そこで、世帯主の年齢と家族構成から簡易的に家財にかける金額を知ることができる簡易評価表が各火災保険会社に用意されています。

簡易評価表
簡易評価表(出典:ソニー損保)

この表から自宅の家財が全て無くなってしまって、再度購入する時に必要となる金額がどのくらいになりそうかを決めましょう。

家財にかける保険金額が300万円だと少ないかな・・・

というのは、人によって異なります。
大体一人当たり100万円~200万円は家財を持っているとされていて、2人以上であれば300万円以上の家財が入っていると言われていますが、同じ世帯主の年齢と家族構成でもシンプルな暮らしをしている家庭と物が多い家庭では異なるものです。

FP
設定する保険金額を高くすればするほど支払う火災保険料は高くなっていきますので、ちょうどいい金額に設定することをおすすめします。

火災保険は火事以外にも補償されるって知っていますか?

ほとんどの人が『火災保険=火事』というイメージを持っています。
しかし、実は自然災害などでも火災保険が適用されます。

火事、洪水、泥棒が入った時などでも、自分で火災保険会社へ申請することができます。
雪や風などで受けた被害や屋根の上の被害は自分では気づかないことが多いんです。

他にも、水災、飛来、物体の落下、水濡れ、破損なども対象です。

火災保険の契約期間の選び方

火災保険は契約期間によって支払う保険料が違います。
単純に1年間の保険料を毎年更新するパターン、ある程度の期間を一括して支払う場合、いろんなパターンで支払う保険料は大きく違ってきますので気を付けましょう。

火災保険の契約期間ですが、一般的には1年~10年の整数年で選択することが可能です。
一般的に1年以下の契約を短期契約、2年以上の契約を長期契約といいます。

火災保険の4つの支払方法

  1. 月払い(分割払)
  2. 年払い
  3. 長期年払い
  4. 長期一括払い

1. 月払い(分割払)

月払い(分割払)は他の支払い方法に比べ最も保険料が高額になります。
1年間の保険料を分割して支払うため、分割割り増しが適用されるためです。
分割割り増しは概ね5%となっています。
金利として非常に大きな負担となります。

2. 年払い

年払いは1年ごとに保険料を一括して支払います。
この場合、毎月の月払いよりも保険料は安くなります。

3. 長期年払い

長期年払いはある程度まとまった期間(契約期間2年~5年)までの年払いの場合、長期年払いとなり一般的な年払いよりも保険料は安くなります。

4. 長期一括払い

長期一括払いは契約期間が2年以上の火災保険を一括で支払うことです。
他の支払方法よりも保険料は一番安くなります。契約期間が長ければ長いほど保険料は割安になります。

新築で火災保険を5年一括払いにするなど、最長10年の長期一括払いを選択できます。
最長10年の長期一括払いの場合は、毎年払いの更新タイプに比べてトータル約1年9か月分の保険料が安くなります。
デメリットは、契約時にまとまった保険料が必要だということですが、他の金融証券と比較を考えても、ぜひ検討したい支払方法です。

FP
それぞれの契約方法にメリット・デメリットがありますので、自分にあった保険期間の選択が重要です。

長期契約は2022年度にも最長10年から5年に短縮される見通しですのでご注意ください。

契約期間による保険料の割引額は保険会社によって異なるので、詳しくは保険会社にお問い合わせください。

地震保険とは?

FP
地震保険のポイントについてご説明します。

地震保険のポイント

  1. 地震による火災は火災保険だけでは対象外
  2. 地震保険は単独では加入できない
  3. 建物よりも家財の補償を厚くする必要がある

地震による火災の被害については火災保険ではカバーされないため、地震保険に入らなければならないところがポイントになります。
また、地震保険単独では加入ができません。
地震保険に加入する場合は、まず火災保険に入って付帯として地震保険に入ることになります。

地震保険には

  • 火災保険+建物の地震保険
  • 火災保険+家財の地震保険

というように加入することが可能です。

地震保険はいくらかける?

地震保険の保険金額については上限額があります。
主たる火災保険の50%が地震保険の上限となります。
火災保険の建物保険金額を3,000万円と設定した場合は、地震保険の上限保険金額は1,500万円。
火災保険の家財保険金額を1,000万円と設定した場合は、地震保険の上限保険金額は500万円となります。

地震保険の保険料はいくら?

地震保険は、政府と損害保険会社が共同で運営しています。
そのため、地震保険料は各火災保険会社で一律となっており、保険会社は利益を得ていません。

FP
火災保険料と地震保険料をセットにした保険料をシミュレーションできるので、気になる方はこちらでチェックしてみてください。

火災になれば、家財が先に燃えてしまいますし、地震でも家財が先に被害にあってしまいますので、建物だけでなく家財の補償を厚くする必要性があることを覚えておきましょう。

分譲マンションの火災保険の選び方

マンションの場合、火災保険はどのように選べばいいのでしょうか?

FP
マンションといっても、分譲マンション賃貸マンションなど内容によって大きく火災保険のかけ方に違いがありますが、今回は分譲マンションの火災保険のかけ方をご説明します。

分譲マンションの保険金額の設定にご注意ください!

分譲マンションを3LDKを3000万円で購入された場合、3000万円を保険金額として契約される方が多いのですが、この場合、マンションの純粋な建物の評価と区分所有権(土地代)の合計額が3000万円ということになっています。
火災保険は土地代にはかからないため、建物部分のみに火災保険をかけるべきなんです。
そのため、3000万円を保険金額とすると火災保険をかけすぎてしまうことになります。

では、最も簡単な火災保険の設定方法をご紹介します。
もっとも簡単な方法とは、消費税を逆算する方法です。
なぜ消費税を逆算するだけで建物の金額がわかるかといいますと
消費税は建物部分にしかかかっていません。
つまり、消費税を10%割り戻すと建物の金額が出てくるのです。

ポイント

例)消費税が80万円の場合
800,000÷10%で800万円
消費税が80万円の建物は800万円の価値であることがわかります。

このように、消費税から求めた建物の価値分のみ(例では800万円のみ)に火災保険をかけて保険の対象とすることが大切です。

FP
他にもいろいろな方法から建物の金額を出すことができますが、こちらが一番簡単なので覚えておきましょう。

火災保険の補償内容にもご注意ください!

マンションは専有部分と共用部分の二つに分かれています。
マンションの窓ガラス門扉共用部分になります。
こちらの共用部分は管理組合で一括で火災保険に入っている可能性が高いため、さらに火災保険の補償内容に加える必要はありません。

FP
このように分譲マンションの場合は、火災保険のかけ方に注意を払う必要があります。

分譲マンションの地震保険はどうするの?

地震保険は専有部分のみしかかけることができません。
しかし、共用部分にも地震保険をかけていることはまれでトラブルのもとになっています。
自己防衛として、必ず専用部分には地震保険をかけておきましょう。
家財は建物とは別に契約する必要があります。

分譲マンションの建物は内壁となるので、実際の被害はカーテンや家具、キッチンなどの家財が大半です。
そのため、建物だけでなく家財も火災保険に入ることが非常に大切です。

ポイント

現在、火災保険に入っているという方は火災保険の証券を確認して、火災保険金額が適正な価格になっているか、共用部分を補償対象にしていないか、地震保険の加入ができているか、家財の火災保険を検討できているか見直してみてください。

火災保険、本当にそれでいいの?FPが教える火災保険の見直し方

日常生活の中で、火災保険について見直そうと考えている人は少ないと思います。
また、家を購入した方は契約の際に火災保険へ加入して保険料も一括払いでそのまま忘れていたなんて方も多いでしょう。

FP
忘れている方にも思い出してほしい「火災保険」の見直し方について解説します。

火災保険はいつでも見直しできる!

火災保険は、生命保険とは違って貯蓄性はなく、掛け捨てであることが多いです。
※満期返戻金が支払われる火災保険もありますが、保険料が高額となります。

そのため、火災保険加入時に保険料を一括で支払ったという方でも、解約すれば解約返戻金として残りの保険期間の保険料は払い戻されます。

FP
つまり、火災保険はいつ見直しても損しない!ということです。

火災保険の補償は自然災害だけじゃない!だから自分で比較して選ぶことが大事

火災保険は、火災の損害を補償してくれる保険と思っていませんか?

FP
火災保険の補償は、火災や風災だけではありません!

火災保険の基本補償

  • 火災・落雷・破裂・爆発
  • 風災・ひょう災・雪災
  • 水災
  • 水濡れ
  • 物体の落下・飛来・衝突
  • 騒じょう・集団行動などによる破壊
  • 盗難・盗難による破損・汚損
  • 偶然な事故による破損・汚損

火災保険は、火災だけでなく盗難や破損汚損などのリスクも補償してくれる「家の保険」です。
そのため、自宅に必要な補償か必要のない補償かは自分自身でしか判断できないのです。

不動産会社や住宅メーカーから勧められる火災保険では、基本的に全ての補償がセットになったプランとなっています。
もし加入している火災保険に全ての補償がついていたとしても、火災保険で補償されることを知らずに自費で修理していたら保険料を支払っている意味がありませんよね。

でも、自分で補償を選ぶのは難しそう…。面倒くさいという方がほとんどだと思います。
そんな方でも簡単に自分で火災保険の補償を選ぶ方法・比較する方法があります。

火災保険はプロに相談して、自分で比較・選択する!

自分で一から火災保険について調べるのは面倒ですし、時間もかかります。

FP
そこで便利なサービスである、一括見積もりサービスを有効活用しましょう。

火災保険の一括見積もりサービスを利用することで、火災保険のプロと必要な補償を相談することができます。
自宅の状況や生活環境について話をすることで、必要な補償はどれか、不必要な補償はどれかを教えてくれます。

比較できる会社数が多いからおすすめ「ウィズマネ火災保険」

なぜ「ウィズマネ火災保険」がおすすめなのかというと、最大12社の火災保険から見積もり比較できるからなんです。

火災保険会社12社を自分で比較しようとしたら、とても時間もかかるし、大変ですよね。
ウィズマネ火災保険」なら、それを火災保険のプロが適切な火災保険を選んで提案してくれます。
最大12社から選んでくれるので自分にピッタリな火災保険に加入できます。

FP
私が調べた火災保険見積もりサービスの中で、一番比較できる会社数が多かったです。
比較するなら、簡単にできるだけ多くの選択肢から、一番良いものを選びたいですよね。

※比較できる商品数が多いとアピールしている一括見積もりサービスがありますが、実際には同じ火災保険会社の商品でも別商品としてカウントしているため、比較できる会社数が多い方が比較できる数は多くなります。

さらに!おすすめなところは

  • たった3分の入力で火災保険料の見積もりが可能
  • 火災保険のプロが無料で提案してくれる
  • 納得がいくまで何度でも無料で相談できる
    見積りだけ渡されて終わりというわけではなく、本当に納得するまで細かく相談できるのは嬉しいですよね。
  • 無理な勧誘が一切ない
    火災保険の無料見積りをしたからと言って、必ず契約をしなければならないということはありません。
    自分に合った火災保険を見つけられた時だけ、契約すればいいのです。

簡単に、火災保険料を詳しく見積もれるので気軽に依頼してみてください。
火災保険の見積もりサービスは沢山ありますが、今回は1番おすすめの「ウィズマネ火災保険」のみご紹介しました。

火災保険の見直しや加入の際に、是非参考にしていただければと思います。
無駄な補償をつけたり、火災保険料の支払いをしないように、自分で火災保険を見直しましょう。

ウィズマネ火災保険はコチラから

  • この記事を書いた人

火災保険の選び方編集部 ファイナンシャルプランナー

火災保険の選び方では、火災保険会社のホームページや資料情報から、料金や保険内容を細かくまとめて紹介しています。もちろん、ファイナンシャルプランナーならではの視点でアドバイスしているので、これから火災保険の加入や変更を考えている方は是非チェックしてください。

にほんブログ村 ファイナンシャルプランナー 地震・災害へ

-戸建・分譲マンション
-, ,

© 2021 火災保険の相場。選び方からランキングまで【ウィズマネ火災保険一括見積り】