生命保険

糖尿病でも入れる保険ある?糖尿病と診断された方のための保険を選ぶポイントと注意点

鳥谷 威 ファイナンシャルプランナー

有限会社バード商会 代表取締役 福岡の大学を卒業後、大手ガス会社にて家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年間従事。 FPを一生涯の仕事にしたく、約3年かけてCFP®資格を取得。現在は、各種金融メディアでの執筆・監修・日本FP協会支部での相談員としても活動中。 得意分野は、家計管理(とくに光熱費)と資産形成。20・30代の人に、早いうちから家計の見直しや資産形成の大切さを伝えたく、日々奮闘中。 公式ページ:https://financialplanertk2021.com/

糖尿病は、今や誰もがなり得る病気といっても過言ではありません。
糖尿病と診断されたけど、何も保険に入っておらず不安になっていませんか?

実は、糖尿病と診断されてからでも入れる保険はあります
本記事では、糖尿病と診断された方が知っておきたい保険を選ぶ際のポイントや注意点について詳しく解説していきます。
後で後悔しないためにも、ぜひ保険に加入する前にポイントを確認しておきましょう。

糖尿病とは?

糖尿病とは、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が正常範囲を超えて、高血糖の状態が続く病気のことです。
糖尿病は生活習慣病の一つとも言われており、食生活の乱れや運動不足、ストレスなどによって羅患すると考えられています。
少し古い資料ですが、厚生労働省が公表している「平成28年(2016)国民健康・栄養調査報告」の結果によると、糖尿病患者あるいは糖尿病予備軍はいずれも約1,000万人と言われており、糖尿病は現代社会において誰にでも起こりうる身近な疾患なのです。

糖尿病と診断されても加入できる保険

結論からお伝えすると、糖尿病と診断されても生命保険に加入できるケースはあります。
では、「糖尿病になってからでもどんな保険に入れるの?」と、疑問に思われるかもしれません。
糖尿病の方でも加入できそうな生命保険は、以下のようなものが挙げられます。

  •  一般的な医療保険:健康な方が加入できる通常の保険
  •  引受基準緩和型医療保険:持病や傷病歴がある方でも加入しやすい保険
  •  無告知型医療保険:告知が必要のない加入条件が最も緩い保険
  •  がん保険

一般的な医療保険の場合、年齢や糖尿病の状況、その他の疾患がないかなどを細かく審査されるため、断られるケースもあります。
一般の医療保険が難しい場合、引受基準緩和型医療保険または無告知型医療保険のどちらかへの加入を検討することとなりますが、無告知型は加入条件が最も緩いため保険料が割高となっています。無告知型だからといって誰でも加入できるわけではありませんのでご注意ください。

また、糖尿病の方でもがん保険に加入できる可能性は高く、各保険会社が告知内容に糖尿病を定めているかどうかが主な審査ポイントとなります。
なお、保険会社や商品によっても加入要件は異なりますので、加入を検討される場合はあらかじめ公式サイトなどで加入要件をしっかりと確認しておくことが重要です。

糖尿病の方が生命保険を選ぶ際の3つのポイント

糖尿病と診断された方が生命保険を選ぶ際に知っておきたい3つのポイントについてご紹介していきます。

糖尿病の入院や手術、通院保障の確認

厚生労働省の「令和2年(2020)患者調査の概況」によると、糖尿病の方の入院期間は平均30.6日でした。
糖尿病での入院は、高齢になるにつれて入院の期間が長くなる傾向にあります。

例えば、0~64歳では平均11~17日前後ですが、65~70歳は平均40.7日と年齢によって大きく異なります。
また糖尿病の治療は、医師と二人三脚で生活習慣の改善に向け継続的に行なっていくことが大切となるため、通院治療を行なうケースも多いです。
入院や手術の保障だけでなく、通院を保障する通院給付金を付けておくかどうかも併せて検討しておきましょう。

保障内容と保険料のバランスで考える

生命保険に加入する際には、保障と保険料のバランスを考えて決めることが重要です。

特に、医療保険はさまざまな特約(オプション)があり、特約を多く付けると保障が手厚くなり安心感も高まりますが、多くの保障を望めばその分保険料も高くなります。

また、もし仮に糖尿病で入院した場合は公的医療保険の対象となりますので、大半が国から守られていると言っても過言ではありません。
しかしながら、公的医療保険が充実しているとはいえ、入院や手術となればどうしても自己負担が必要となります。
保障を手厚くしたばかりに毎月の保険料が高くなり家計を圧迫すれば、それこそ本末転倒ですので保障と保険料のバランスで考えることが肝要です。

病気やけが、万が一時にも備えを

糖尿病には、さまざまな合併症リスクを引き起こす可能性がある病気とも言えます。
つい、糖尿病と診断されればそこだけに気を取られるかもしれませんが、その他の病気やけが、あるいは万が一のことを考えおくことも大切です。

糖尿病の方が保険を選ぶ際の3つの注意点

糖尿病の方が保険を選ぶ際に、注意すべきこと3つについてご紹介していきます。
以下を確認しながら、検討するようにしましょう。

事前の告知で嘘をつかない

まず前提として、保険に加入する前には告知事項を記入する必要があります。

告知事項とは、自分自身の持病やこれまでの既往歴(過去にかかった病気)について、正確に伝えることです。
告知事項は、保険会社が加入の審査を行なうにあたって重要な情報となります。

事前の告知で虚の申告や隠したりすると告知義務違反となり、契約解除の対象となり保険金が支払われません。くれぐれも告知事項は正確に書くようにしましょう。

年齢に合わせた保障を

糖尿病になった場合の入院日数は、年齢によって長さが大きく異なります。
例えば、0~64歳では平均11~17日前後ですが、65~70歳は平均40.7日と、じつに入院日数に2倍以上の差があるのです。
自分自身の年齢にふさわしい保障で検討するようにしましょう。

毎月の保険料を比較する

保険に加入する前には、各保険会社の商品の保険料を比較することが大切です。
例えば、A社とB社で取り扱う保険の保障内容が全く同じだとしても、A社とB社の保険料の計算方法はそれぞれ異なります。
そのため、同じ保障内容であっても保険料に差が生まれる場合があるため、保険会社の公式サイトなどのシミュレーション機能を活用したり、保険の相談窓口を活用したりして保険料を比較して最適な保険に加入するようにしましょう。

糖尿病でも保険に入れる!

糖尿病は自覚症状がないため、思いがけず糖尿病の診断を受けることも珍しくありません。
また、糖尿病は生活習慣を変えることが基本の治療となりますので、今後も向き合い続ける必要のある病気ともいえます。

糖尿病と診断された後でも保険を選ぶことで加入することは可能なので、比較検討し最適な保険に加入しましょう。
安心して治療を行なうにあたって、保険というものが精神面での“お守り”的な役割を担ってくれることもあるかもしれません。

本記事が、あなたにとってのベストな保険を選ぶうえで何かの参考となれば幸いです。

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鳥谷 威 ファイナンシャルプランナー

有限会社バード商会 代表取締役 福岡の大学を卒業後、大手ガス会社にて家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年間従事。 FPを一生涯の仕事にしたく、約3年かけてCFP®資格を取得。現在は、各種金融メディアでの執筆・監修・日本FP協会支部での相談員としても活動中。 得意分野は、家計管理(とくに光熱費)と資産形成。20・30代の人に、早いうちから家計の見直しや資産形成の大切さを伝えたく、日々奮闘中。 公式ページ:https://financialplanertk2021.com/

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