生命保険

20代向け生命保険のおすすめ。男女別・ライフステージごとに紹介

児島 裕子 ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(AFP、ファイナンシャル・プランニング技能士)
生命保険会社で5年務勤務し、バス運行請負業をおこなう企業に営業職として入社。40歳のときにコロナワクチン接種時の後遺症により左手麻痺を発症。2022年7月に会社員を退職し、2023年11月よりFP事業やライター事業を主として起業。W&D-Writer&Design-の代表となる。FP講師やメディアで執筆活動中。

20代で生命保険に加入するとき、人それぞれ必要な保障は異なります。
「友達が生命保険に入ったから同じ保険に加入する」そのような考えは大変危険です。

この記事では、20代におすすめの生命保険について、性別やライフステージごとに紹介しています。生命保険を検討しようとしている20代の人は、ぜひ参考にしてください。

生命保険の種類はどんな違いがある?

生命保険には、「掛け捨て保険」と「積み立て保険」の2種類があります。ニーズに合わせて加入すべき生命保険は、この違いをしっかり理解していなければ、あとから「こんなはずじゃなかった」と後悔することになってしまうので、注意しておいてください。

特に、積み立てだと思っている生命保険は、保障内容によって掛け捨てが含まれている場合があるので注意が必要です。

掛け捨て保険

掛け捨て保険の大きな特徴は、保険料が割安に設定されていることです。満期保険金や解約返戻金が発生しない掛け捨て保険には、以下のような保険商品があります。

  • 定期保険
  • 医療保険
  • がん保険

家計の負担を少しでも減らしたい人や、保障範囲を広くしたい人におすすめの生命保険です。

積み立て保険

積み立て保険の特徴は、貯蓄をしながら、もしもの時に備えられることです。掛け捨て保険に比べて保険料が割高に設定されており、以下のような保険商品があります。

  • 養老保険
  • 終身保険
  • 学資保険
  • 個人年金保険

満期保険金や解約返戻金などで貯蓄をしたい人や、必要な時期に資金を準備したい人におすすめです。
ただし、積み立て保険に付加している医療特約の保険料は、一般的に掛け捨てとなっています。

そのため、特約を付加していた場合には、満期や解約により受け取る金額が、支払った保険料を下回る元本割れを起こす可能性が高くなるため、注意しておきましょう。

20代の男女別でおすすめの生命保険を紹介

20代におすすめの生命保険は、性別によって異なります。
生命保険は少しでも若いほうが、保険料が安くなりお得だと言えるでしょう。

しかし、安いからと言って慌てて加入すると、必要以上の生命保険に入ってしまい、無駄な保険料となってしまいかねません。そこで、20代の男女別でおすすめする生命保険をご紹介します。

男性におすすめの生命保険

働き方は人それぞれ異なり、必要とする生命保険にも違いがあります。
企業に在籍し、社会保険制度に加えて、長期の障害所得補償など独自の福利厚生がある人なら、最低限必要となる医療保険への加入の検討がおすすめです。

一方、個人事業やアルバイトなど、社会保障が十分でない人は、生命保険や医療保険に加えて、就業不能保険を検討しておいた方が良いでしょう。 なお、20代で医療保険に加入するなら、保険料が安いことから、一生涯保険料が変わることがない終身医療保険がおすすめです。

女性が検討しておきたいおすすめの生命保険

女性特有の病気である子宮内膜症は、20代で発症することも多く、古い血液の塊であるチョコレート嚢胞の悪化から、悪性腫瘍となってしまうことが考えられます。
20代の女性は、保険料の安い年齢で、がん保険や女性疾病に対する医療保険を検討しておくことがおすすめです。

妊娠・出産を経験する可能性が高い女性は、女性特有への医療保険に加入しておけば、思いがけない異常妊娠・出産になったときにも、医療保険の対象となり、入院や手術給付金が上乗せして支払われるメリットがあります。
ただし、女性特有の保険は日進月歩であるため、できる限り最新の保障内容を準備するため、更新タイプの医療保険を視野に入れておくことも大切です。

20代ライフステージごとにおすすめの生命保険

20代では、性別だけでなくライフステージごとにおすすめの生命保険もあります。ライフステージとは、人生における節目ごとに変わる生活環境のことです。
独身と既婚では、同じ20代でも生命保険に加入するときには、それぞれの必要性を考えて検討するようにしましょう。ライフステージの異なる20代におすすめの生命保険をご紹介します。

独身の20代

独身の20代の方は、以下のようなリスクがあります。

  • 病気やケガで働けなくなったときの収入へのリスク
  • 貯蓄がない状態で高額な医療費が必要となるリスク
  • 万が一のことが起きたとには自分の葬式代の準備

独身の場合、すべて自分自身で備えておかなければなりません。 そのため、生命保険を検討するときには収入や医療、死亡保障など将来を考えながら、必要に応じて検討することがおすすめです。

おすすめの保険 特徴
就業不能保険 働けない状態に該当した場合、給与の代わりに受け取れる
終身医療保険 一生涯保険料が変わらない医療保険で、年齢が若い方が割安になる
定期保険 掛け捨てだが保険料が安く、一定期間、死亡や高度障害に備えられる

就業不能保険は働けなくなったとき、公的制度で不足する生活費や医療費を補うことができます。
また、終身医療保険は老後にも備えられるため、最低限の保障を20代から備えておくと安心です。

今は独身でも、将来結婚したときには保障見直しが必要なため、保険料の安い定期保険で万が一に備えておきましょう。

既婚または子育て中の20代

パートナーや子どもがいる20代の方には、以下のようなリスクが考えられます。

  • 万が一のとき、配偶者や子どもに対する生活費のリスク
  • 働けなくなったときの生活費や教育資金のリスク
  • 医療費が高額となったときのリスク

既婚者や子育て中の20代は、独身時代よりも、生活費や教育費など必要とするお金が多くなり、万が一に備えて準備しておかなくてはなりません。
しかし、保障内容を充実すればするほど保険料が高くなってしまい、現在の生活に支障を及ぼしてしまう可能性があります。

そのため、生命保険を検討するときには、バランス良く加入することが大切です。

おすすめの保険 特徴
定期保険 短期間、割安な保険料で高額な死亡・高度障害への保障を準備できる
収入保障保険 子どもの成長に合わせて必要となる死亡・高度障害に割安な保険料で備えられる
就業不能保険 働けなくなったときに備え、公的保障で不足しがちな生活費を補うことができる保険
終身医療保険 一生涯保険料が変わらない医療保険
学資保険 貯蓄型の生命保険で、確実に教育費を準備することができる

収入保障保険は、20年などの一定期間、万が一のときには未経過の加入期間分を年金タイプで遺族が受け取れるので、子どもの成長に合わせて保険金を受け取り、生活費に充てられます。
子どもがいない夫婦なら定期保険、子育て世帯なら収入保障保険がおすすめです。
日々の生活に追われがちな子育て世帯では、子どもが17歳になったときなど、決まった年齢に満期保険金を受け取れる学資保険なら、計画的に教育資金を準備することができるので、生活費に余裕があれば検討しておきましょう。

生命保険を選ぶとき20代が検討するポイントを理解しておこう!

20代の同世代であっても、性別やライフステージによって生命保険の選び方は異なります。

また、生命保険の種類により「掛け捨て型」と「積み立て型」があるので、違いを理解したうえで必要な保障を準備することが大切です。
働けなくなったときや医療費への備え、万が一の保障など、リスクを考えると数多くありますが、保険料の支払いで生活が成り立たなくなってしまうと本末転倒ですよね。

20代で生命保険に加入するときには、保険商品や保障内容のポイントをしっかり理解し、必要な保障を準備するようにしておきましょう。

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児島 裕子 ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(AFP、ファイナンシャル・プランニング技能士)
生命保険会社で5年務勤務し、バス運行請負業をおこなう企業に営業職として入社。40歳のときにコロナワクチン接種時の後遺症により左手麻痺を発症。2022年7月に会社員を退職し、2023年11月よりFP事業やライター事業を主として起業。W&D-Writer&Design-の代表となる。FP講師やメディアで執筆活動中。

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