【結論】糖尿病でも入れるがん保険はある!
糖尿病は厄介な病気というイメージがあるため、がん保険に入れるのか心配ですよね。実は糖尿病でも入れるがん保険はあります。
がん保険自体はがん治療を専門としているため、糖尿病を抱えている方でも入れる可能性は十分にあります。ただし普通に健康な人に比べると入れる可能性が下がる点は注意しましょう。
普通のがん保険以外にも、告知項目が少なかったり告知義務がなかったりするがん保険もあるため、そちらも合わせて検討してください。
糖尿病とは?
名前ならよく見聞きする糖尿病ですが、そもそもどのような病気なのか気になりますよね。糖尿病について理解すると、保険を探したり加入手続きしたりする際に役に立ちます。
糖尿病は血液中で糖が増えてしまう病気
糖尿病とは、インスリンがうまく働かないために血液中の糖の濃度である血糖値が異常に高くなる病気です。通常健康な状態ではインスリンと呼ばれるホルモンが、血糖値を調整してくれます。血糖値は高すぎても低すぎても健康に害を及ぼすため、インスリンが機能することで血管内が正常な状態を保っていられる仕組みです。
しかし血糖値が上昇すると、血管が傷付くだけでなく動脈硬化や脳卒中などの原因にもなります。症状が悪化した場合は失明や手足の切断にもつながるため、注意が必要です。加えて定期的に透析を受けなければならなくなったり、神経にも影響が及んだりします。
糖尿病にはいくつか種類がある
よく話題になる糖尿病ですが、実はいくつかの種類があります。主に以下の通りです。
- 1型糖尿病:遺伝が原因で発症
- 2型糖尿病:遺伝や乱れた生活習慣が原因で発症
- 妊娠糖尿病:妊娠中の糖代謝の異常が原因。糖尿病に分類されない場合も
日本人の糖尿病患者で特に多いのが2型糖尿病です。2型糖尿病は運動不足や肥満、過剰なストレスなどが原因とされています。生活習慣の乱れで発症するため、生活習慣病の1つにも分類されています。
糖尿病でがんになるリスクが高まることも
糖尿病はがんになるリスクが高まる場合があるため、注意が必要です。日本癌学会と日本糖尿病学会は2011年から2013年に、糖尿病とがんの関係性について共同研究を行いました。その結果、糖尿病の患者は糖尿病ではない人に比べ、1.2倍も発がんリスクが高いことが明らかになりました。
ただしこの研究では一部のがんの発症リスクが高まる結果は示していますが、他のがんとの関係性は見られませんでした。そのため糖尿病で必ずしもがんになるとは限らないようです。
糖尿病でも入れるがん保険
すでに糖尿病になっている方も、今後がんになる可能性に備えてがん保険に入りたいですよね。糖尿病でも入れるがん保険は色々とありますので主な保険についてご紹介していきます。
一般的ながん保険
一般的ながん保険でも糖尿病の方も入れる可能性はあります。がん保険はがん治療専門の保険であるとともに、糖尿病がポリープと異なりがんとあまり関連がないとされるのが理由としてあります。すでにがんになっている場合であれば難しいですが、持病が糖尿病であれば入れるチャンスがあります。
ただし商品の中には、通常より保険料が高かったり保障対象外の期間があったりするといった条件が設けられる場合もあります。糖尿病で一般的ながん保険に加入したい場合は、保険会社に相談してみてください。
引受基準緩和型のがん保険
糖尿病でも入りやすいがん保険として最近注目されているのが、引受基準緩和型のがん保険です。引受基準緩和型とは、一般的な保険に比べて告知項目が少ないものを指します。
項目数は3~5項目程度が一般的で、中には2~3項目だけのものもあります。告知項目が少ない場合「はい」に当てはまる数も減らせるため、保険に加入できる可能性が高くなります。
一方で引受基準緩和型のがん保険は一般的ながん保険よりも保険料が高く、保障内容が薄めという特徴もあります。それでも一般的ながん保険よりも加入しやすいため、一般的ながん保険への加入が難しい場合に検討してみてください。
無選択型のがん保険
糖尿病の方でも入れるがん保険には、他にも無選択型のものもあります。無選択型とは、告知項目が全くない保険です。告知項目に回答する告知義務がないため、糖尿病の方でも無条件で加入できます。
ただし無選択型のがん保険は、引受基準緩和型よりも保険料が高く、保障内容も薄いのが特徴です。「引受基準緩和型も加入できない場合の最後の砦」として考えてみてください。
【糖尿病に備えたい方向け】生活習慣病特約付きの医療保険や生命保険
糖尿病ではないけれど、将来糖尿病やがんに備えたい場合は、生活習慣病特約付きの医療保険や生命保険がおすすめです。
生活習慣病特約とは、がんや糖尿病など生活習慣が原因の病気にかかった場合、加入している保険の入院給付金が追加される特約です。例えば入院給付金が日額5000円の保険の場合、同じく日額5000円の生活習慣病特約も付けて入れば、もらえる日額が1万円に増えます。通常より手厚い保障を受けることができるため、入院に必要な費用の準備がしやすいでしょう。
なお、糖尿病を発症していないけれど疑いのある糖尿病予備軍は加入が難しい場合があります。なるべく健康に問題がないうちに入るのがおすすめです。
糖尿病でも入れるがん保険を選ぶポイント
糖尿病でも入れるがん保険はあるけれど、どのように選べば良いのか分からない方もいますよね。がん保険を選ぶ際は、これから紹介するポイントを基準に選んでみてください。
告知項目の内容で選ぶ
まず告知項目の内容で選ぶのがおすすめです。告知項目の数や内容は、保険の入りやすさに直接関わってきます。保障内容よりも入りやすさを重視する場合は、告知項目が少ない引受基準緩和型や、告知義務の全くない無選択型も検討してみてください。
ただし症状や健康状態次第では、一般的ながん保険でも入れる場合があります。一般的ながん保険は引受基準緩和型や無選択型よりも保障が充実しているため、審査を受けないで諦めるのはもったいないことです。そのため、最初は一般的ながん保険への加入を検討することをおすすめします。
加入可能年齢の上限も要確認
続いて加入可能年齢の上限も十分確認しましょう。がん保険も含め保険商品は、加入できる年齢の上限が決まっています。
60歳・70歳・80歳・85歳と切りの良い年齢が上限とされていることが一般的です。年を取るにつれて、選べるがん保険も少なくなる点にも注意が必要です。糖尿病を抱えている状態でがんに備えたい場合は、早めに保険商品を比較検討してみてください。
保険料が安いものも
糖尿病でも入れるがん保険を選ぶ際は、保険料の安さもポイントです。保険は一般的に加入している限りは保険料を払い続けていきます。保険料が高すぎると生活に支障が出る場合もあるため、なるべく安く済むものを選びたいですよね。
保険料についても、一般的ながん保険から検討することをおすすめします。一般的ながん保険は引受基準緩和型や無選択型よりも保険料が安いのが特徴です。糖尿病の場合でも健康な方と同じ保険料で加入できる保険商品もあるため、保険会社に相談してみてください。
糖尿病でも入れるがん保険での告知の3つポイント
糖尿病でも入れるがん保険に加入する際、最も重要なのが告知です。糖尿病でも入れるがん保険の場合の、告知の3つのポイントについて紹介していきます。
告知に必要な3つのデータや情報
まず糖尿病でも入れるがん保険では、必ず示すべきデータや情報があります。加入する前に以下のものを準備しておきましょう。
- 血液検査の結果など血糖値を示すデータ
- 健康診断や人間ドックの結果表
- 糖尿病治療を行っている病院の名前・治療期間・投薬中の薬剤の名前
これらのデータや情報から、保険会社は血糖値のコントロールや治療に関する状況、現時点の健康状態を把握できます。中でも血糖値のコントロール状況は、今後の病気の状況や合併症のリスクを判断する上で保険会社が把握しておきたい情報となります。加入の可否にも関わるため、正直に提示してください。
糖尿病でがん保険に入る時の重要な告知項目
また告知項目の中でも、糖尿病の方にとって重要なものがいくつかあります。ご紹介する以下の項目に当てはまれば、糖尿病の方でもがん保険に入れる可能性が高まりますので確認してみてください。
- 一定の期間(2年程度が目安)、糖尿病の治療を理由に入院していない
- 現時点で入院や手術の予定はない
- 糖尿病以外で検査結果が分からなかったり、未検査状態だったりする病気がない
この3つの項目で「いいえ」に当てはまらなければ心配はありません。3つ目についてはリスクの判断ができないため、「いいえ」となると加入は難しくなります。検査結果が分からないような状態の場合は改めて精密検査などを受けて、きちんとした結果を出してもらってから保険への加入を検討しましょう。
告知義務違反はNG 発覚すると解約に
保険に加入する際の告知項目には正直に回答することが大切です。例えば1年前に糖尿病の治療で入院していた場合は、隠すことなく回答する必要があります。
もし告知項目で事実と異なる回答をして保険に入った場合、発覚した際に告知義務違反でせっかく加入した保険も解約となり、保障を受けられません。解約されないためにも不都合な事実があったとしても告知項目には正直に答えましょう。
糖尿病でも入れるがん保険でがんのリスクに備えよう
糖尿病でも入れるがん保険はたくさんあります。一般的ながん保険でも入れる可能性があるため、諦めないで保険会社に相談してみてください。加えて引受基準緩和型や無選択型のがん保険もあるため、糖尿病であってもがん保険に入れるチャンスは十分にあります。
糖尿病でも利用できるがん保険は多いため、色々な保険商品を比較検討してみてください。