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金ETFとは?銘柄選びの悩みがない投資の始め方を解説

金ETFとは、金の価格に連動する上場投資信託のことです。代表銘柄の1540なら1口2万円台から購入でき、NISA成長投資枠にも対応しています。証券口座で株と同じように売買できるため、銘柄選びの知識がなくても金投資を検討できる仕組みです。

金ETFは銘柄選びの悩みをなくしてくれる仕組み

金ETFとは、金の価格に連動するように設計された上場投資信託です。証券取引所で株式と同じように売買できるため、金の現物を持たなくても金投資ができる仕組みになっています。

株式投資では企業の業績や決算書を分析する必要がありますが、金ETFには企業分析が不要です。金という1つの商品の価格に連動するだけなので、この会社は成長するのか、倒産しないかといった判断をする必要がありません。

1540が代表的な選択肢である理由

東証に上場している金ETFの中で、代表的な銘柄が1540(純金上場信託)です。純資産総額は約1.9兆円と国内の金ETFで最大級の規模を持ち、売買の成立しやすさ(流動性)も高いという特徴があります。

他にも金ETFは存在しますが、信託報酬や流動性の面で1540は使いやすい選択肢の一つです。比較検討にかける時間を減らしたい方にとって、まず候補に上がる銘柄といえます。

FP
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「どの銘柄がいいのか?」が一番気になると思うのですが、金ETFならその悩み自体が発生しにくい仕組みです。投資の入口で挫折する方の多くは「選べないこと」が原因なので、選択肢が少ないこと自体が利点になりえます。

金ETFは本当にゼロにならない?株式との違いをデータで確認

株式は発行企業が倒産すれば価値がゼロになりますが、金は実物資産として存在し続けるため、企業倒産リスクがないという特徴があります。では、経済危機のとき金ETFの原資産である金はどう動いたのでしょうか。

2008年のリーマンショックでは、日経平均株価が約12,000円台から翌年3月に約7,000円台まで約4割下落しました。一方、金はショック直後こそ一時的に売られて底値は約680ドル(ドル建て)まで下がりましたが、数ヶ月でショック前の水準(約830ドル)を回復。そこから2011年9月には約1,900ドルと、ショック前と比べて約2.3倍に上昇しました。

2020年のコロナショックでも同様の傾向が見られました。各国が大規模な金融緩和を実施する中で金価格は上昇し、2024年にはNY金先物が2,300ドルを超え、国内金価格も過去最高値を更新しています。

このように、株式市場が暴落する局面で金が買われる傾向があり、これが有事の金と呼ばれる背景です。ただし、金が常に上がるわけではなく、条件次第で下落することもあります。

金ETFの価格が下落するリスクも知っておく

価値がゼロにならないとはいえ、金ETFの価格が下がる局面はあります。世界経済が安定し株式市場が好調なときには、金から資金が流出する傾向があります。実際に2013年〜2015年頃は、米国の金融緩和終了を背景に金価格が下落基調でした。

また、1540は円建てのETFですが、金はドル建てで取引される資産です。円高が進むと、ドル建ての金価格が変わらなくても円換算での評価額が下がることがあります。金の値動きと為替の両方の影響を受ける点は覚えておいてください。

注意ポイント

金ETFは短期的に価格が下がることがあります。買った直後に含み損を抱える可能性も想定しておきましょう。全額を一度に投入せず、余裕資金の一部で始めることが大切です。

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金は株と違う値動きをする傾向があるので、株式と組み合わせて持つことでリスク分散の選択肢になりえます。ただし、2013年のように金価格だけが数年間下がり続ける時期もあったので、値下がりへの心構えは必要です。

金ETFの情報収集はネット記事が主流──金融庁の調査データ

投資を始めようとするとき、「どこで情報を集めればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。金融庁の調査によると、投資未経験だが検討中の方が参考にしている情報源のトップはインターネット上の記事(42.6%)です。

情報源 投資未経験・検討者(1,504名) 投資経験者のうちネット系金融機関利用者(3,192名)
インターネット上の記事 42.6% 54.0%
YouTube等の動画サイト 30.6% 34.9%
テレビ・ラジオ 28.6% 21.6%
金融機関のウェブサイト 26.0% 41.9%
SNS 22.8% 23.0%

出典:金融庁「リスク性金融商品販売に係る顧客意識調査結果」(令和6年) 調査対象:全国18歳以上9,722名

つまり、金ETFのようなウェブ上の情報を読んで投資を検討する方が最も多いということです。ただ、ネット上の情報は玉石混交なので、公的機関や運用会社の公式サイトも併せて確認する習慣をつけておくと安心です。

金ETF 1540の仕組み・手数料・買い方

金ETFの代表銘柄である1540(純金上場信託)の基本スペックと、購入までの流れを確認しておきましょう。

項目 内容
正式名称 純金上場信託(現物国内保管型)
信託報酬(税込) 年率0.440%
最低購入単位 1口
NISA対応 成長投資枠で購入可能
分配金 なし
管理会社 三菱UFJ信託銀行

※2026年4月時点。最新情報は三菱UFJ信託銀行公式サイトでご確認ください。

金ETFの買い方3ステップ

STEP1 証券口座を開設する(所要1〜3営業日)

ネット証券であればスマホから申し込みできます。すでに口座を持っていればこのステップは不要です。

STEP2 銘柄検索で「1540」と入力する

証券会社の取引画面で「1540」と検索すると、純金上場信託(現物国内保管型)が表示されます。

STEP3 数量を指定して注文する

1口から購入できます。NISA口座を選択すれば、売却時の利益が非課税になります。注文方法は株式と同じ「成行」または「指値」です。

1540には分配金がありませんが、これは金自体が利息や配当を生まない資産だからです。保有コストを抑えながら金価格の値動きの恩恵を受ける設計になっています。

金ETFを検討するなら知っておきたいこと

金ETFとは、金の価格に連動する上場投資信託です。企業分析の知識がなくても、1540のような代表的な銘柄を通じて金投資を検討できます。株式とは異なる値動きをする傾向があり、資産の一部に組み入れる選択肢として注目されています。

1540は1口あたり2万円台前後で購入できます(価格は日々変動します)。投資を始めたいけど何を買えばいいかわからないという方にとって、判断材料の少なさがかえってメリットになりうる商品です。ただし、金価格の下落や為替変動のリスクがあるため、生活に影響しない範囲の金額で始めることが大切です。最終的な投資判断はご自身で行ってください。

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金ETFは「持つだけで値上がりが保証される商品」ではありません。ただ、株式のように企業の倒産リスクを心配する必要がない点は、投資に踏み出しにくい方にとって判断材料の一つになると思います。興味を持った方は、まず1540の値動きを1週間ほど観察してみるだけでも、感覚がつかめるはずです。

金ETFに関するよくある質問

金ETFと金の現物購入の違いは?

金の現物(金地金・金貨)は自分で保管する必要があり、購入時に手数料が1.5〜2%程度かかるケースが多いです。金ETFは証券口座で売買でき、保管の手間がかかりません。1540の場合、信託報酬は年0.440%(税込)で、現物の保管コストと比べて手軽に始めやすい仕組みです。

1540以外にも金ETFはある?

東証には1540以外にも複数の金ETFが上場しています。ただし、純資産総額や流動性(売買のしやすさ)の面で1540が最大規模であるため、初めて金ETFを検討する方がまず目にする銘柄です。他の金ETFとの違いは信託報酬や連動する金価格指標の種類などにあります。

金ETFはNISAで買える?

1540はNISA成長投資枠の対象です。NISA口座で購入すれば、売却時の利益に税金がかかりません。ただし、NISA口座内で損失が出た場合は、他の口座の利益と損益通算ができない点に注意が必要です。

金ETFの売り時はいつ?

金ETFに「この価格で売るべき」という正解はありません。金価格は世界情勢や金利動向によって変動するため、売却タイミングの予測は困難です。資金が必要になったとき、あるいは自分で決めたルール(例:購入価格から一定の利益が出たら一部を売却)に従って判断するのが一つの考え方です。

金ETFと金の投資信託の違いは?

金ETFは証券取引所でリアルタイムに売買できるのに対し、金の投資信託は1日1回の基準価額で取引されます。金ETFは株式と同じ感覚で売買でき、投資信託は毎月の積立設定がしやすいという違いがあります。どちらも金価格に連動する商品ですが、売買の自由度と積立のしやすさで使い分けるのが一般的です。

  • この記事を書いた人

ウィズマネ編集部

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