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世界一周クルーズの費用ガイド|2大最高級ラインの料金比較と航路別コスト

世界一周クルーズの費用は、客室ランクと船会社により1名あたり約6万ドル〜84万ドル(約900万〜1億2,600万円、1ドル150円換算)と大きな幅があります。リージェント セブンシーズやシルバーシーといった最高級ラインでは、140〜149日間の航海で1日あたり約6万〜90万円が目安です。最上級のRegent Suiteは1室2名で総額約2億5,000万円に達します。円換算は便宜上1ドル150円で統一していますが、実勢レートが155〜160円の場合は円建て費用が約3〜7%上振れします。最高級ラインの料金比較、客室ランク別の価格、日本発着と海外発着の費用差、そして予約から乗船までの実務を客観的な数値に基づいてまとめています。

世界一周クルーズの費用は1名あたり900万〜1.3億円

世界一周クルーズの費用は、選ぶ船会社・客室ランク・航路により大きく異なります。最高級ラインの価格帯は、1名あたりでスタンダードスイート約6万〜14万ドル(約900万〜2,100万円)、最上級のオーナーズ/リージェントスイート約50万〜84万ドル(約7,500万〜1.26億円)が2026年時点の目安です。Regent Suiteを1室2名で利用する場合は総額約2億5,000万円となります。

世界一周クルーズは日本市場でも一定の層が利用しています。国土交通省によると、2025年の日本人のクルーズ人口は前年比約8%増の24.3万人となり、うち外航クルーズは16.7万人でした。エリア別では世界一周クルーズの利用者は4,500人で、外航クルーズ全体の2.7%に相当します。

日本人の外航クルーズ乗客数のエリア別内訳(2025年)
エリア 乗客数(千人) シェア
アジア 143.5 86.0%
ヨーロッパ(リバークルーズ除く) 9.3 5.6%
リバークルーズ 4.6 2.8%
世界一周 4.5 2.7%
オセアニア・タヒチ・南太平洋 2.1 1.3%
北米 1.3 0.8%
中南米 0.6 0.4%
インド洋・アフリカ・中東 0.2 0.1%
その他 0.8 0.5%
合計 166.9 100.0%

出典:国土交通省海事局「2025年の我が国のクルーズ等の動向」(2026年3月31日公表)

日割単価と月額換算での費用感

140〜149日間の世界一周クルーズを例にすると、客室ランクごとの日割・月額換算は以下のとおりです。

客室ランク別の1名あたり費用目安(140〜149日クルーズ、2名1室ベース、2026年時点)
客室ランク 1名あたり総額 日割単価 月額換算
スタンダードスイート 約900万〜1,700万円 約6万〜12万円 約180万〜360万円
ベランダ/コンシェルジュスイート 約1,700万〜2,500万円 約12万〜17万円 約360万〜520万円
ペントハウススイート 約2,500万〜4,000万円 約17万〜28万円 約520万〜840万円
オーナーズ/マスタースイート 約4,000万〜8,000万円 約28万〜55万円 約840万〜1,650万円
最上級スイート(Regent Suite等) 約8,000万〜1.3億円 約55万〜90万円 約1,650万〜2,700万円

※上記はカテゴリ別の目安で、1名あたり料金(2名1室ベース)です。正式な費用は各クルーズラインまたはクルーズ専門代理店への問い合わせが必要です。為替は1ドル150円で換算しています。

基本料金の内訳と追加費用が発生する項目

最高級クルーズラインの多くは「オールインクルーシブ」を掲げていますが、包含範囲は船会社により差があります。一般的な内訳は次のとおりです。

基本料金に含まれるもの(オールインクルーシブの範囲)

  • 全スイートでの宿泊(寝具・バスアメニティ含む)
  • メインダイニング・ブッフェ・スペシャルティレストランでの全食事
  • ワイン・スピリッツ・ビール等の飲料(船会社によりカバー範囲が異なる)
  • 船内エンターテインメント・フィットネス施設の利用
  • 基本的な寄港地観光ツアー(船会社により範囲が異なる)
  • チップ・サービス料
  • 無制限Wi-Fi(多くの最高級ライン)

追加費用が発生する主な項目

  • スパ・エステ・美容サービス(1回1万〜5万円、2026年時点の業界目安)
  • プレミアムワイン・ヴィンテージシャンパン
  • プライベート寄港地ツアー(1回5万〜30万円)
  • カジノ利用
  • 船内ブティックでの買い物
  • プレミアムWi-Fi帯域の増量(船会社により別料金)
Elbrus Concierge
Elbrus Concierge
世界一周クルーズで見落とされがちなのが「寄港地での出費」です。140日間で70〜80の港に寄港しますが、各港での食事・買い物・追加ツアーで1港あたり3万〜10万円を想定しておくことをおすすめします。総額で100万〜300万円の船外支出を見込んでおくと、帰港後に想定外の出費で慌てることがありません。

リージェント vs シルバーシーの料金・サービス比較

世界一周クルーズを検討する際、日本の超富裕層がよく比較対象とするのがリージェント セブンシーズ クルーズシルバーシー クルーズです。両社とも最上級クラスと評されるクルーズラインですが、料金体系とサービス哲学には明確な差があります。

リージェント セブンシーズ 2027年世界一周クルーズの料金

リージェント セブンシーズは「世界で最も包括的なオールインクルーシブ」を掲げるクルーズラインです。2027年世界一周クルーズ「World of Splendor」は、Seven Seas Splendor(乗客定員746名)にて2027年1月11日マイアミを出港、140日間でニューヨーク着となります。

Regent 2027 World Cruise「World of Splendor」の主な料金(1名あたり、2名1室ベース)
スイート区分 1名あたり料金 円換算目安(1ドル150円)
ベランダスイート(最小28.5㎡) 91,499ドル〜 約1,370万円〜
リージェントスイート(約412㎡) 839,999ドル 約1億2,600万円

出典:Regent Seven Seas Cruises公式「2027 World Cruise - World of Splendor」Norwegian Cruise Line Holdings公式プレスリリース(2024年3月27日)。2027年1月11日マイアミ発140泊、71寄港地。

料金に含まれる主なサービス

  • 全スイートにプライベートバルコニー付き(最小28.5㎡)
  • プレミアムワイン・スピリッツの無制限提供
  • 全寄港地の観光ツアー(486のシェアエクスカーション含む)
  • ファーストクラス航空券(2027 World Cruiseのbespoke amenitiesとして公式提供)
  • ペントハウス以上のスイートには専属バトラーサービス
  • 無制限Wi-Fi・全ランドリー(ドライクリーニング含む)
  • 全チップ・サービス料

シルバーシー 2027年世界一周クルーズの料金

シルバーシーはモナコに本拠を置くクルーズラインで、ロイヤル・カリビアン・グループ傘下のウルトララグジュアリー・ブランドに位置付けられます。2027年世界一周クルーズ「The Three Oceans」は、Silver Dawn(乗客定員596名)にて2027年1月8日ロサンゼルスを出港、149日間で6月7日コペンハーゲン着となります。80寄港地・35カ国を巡る過去最多の寄港数が特徴です。Silver Dawnは全スイート設計で、ビスタ・パノラマ・クラシックベランダなどの下位カテゴリー(31〜36㎡)から、シルバー・ロイヤル・グランド・オーナーズなどの上位カテゴリー(104〜146㎡)まで9段階のスイート区分があります。

Silversea 2027 World Cruise「The Three Oceans」の主な料金(1名あたり、2名1室ベース)
スイート区分 1名あたり料金 円換算目安(1ドル150円)
ビスタスイート(最小下位) 59,995ドル〜 約900万円〜
クラシックベランダスイート 79,995ドル〜 約1,200万円〜
オーナーズスイート等上位 137,995ドル〜 約2,070万円〜

出典:Silversea公式「The Three Oceans – World Cruise 2027」。2027年1月8日ロサンゼルス発149泊、80寄港地・35カ国。料金は発表時点の最低カテゴリーベース、公式サイト要確認。

リージェントとの主な違い

  • 小型船(乗客定員596名)でパーソナルなサービス
  • 全スイートに専属バトラー付き
  • 寄港地ツアーは基本料金に含まれる(フル世界一周ゲスト)
  • 選択ゲートウェイからのビジネスクラス航空券が含まれる
  • S.A.L.T.(Sea and Land Taste)プログラムによる寄港地連動ダイニング

2社比較:料金・客室・サービスの一覧

Regent Seven Seas Splendor と Silver Dawn の比較(2027年世界一周クルーズ)
比較項目 リージェント セブンシーズ シルバーシー クルーズ
使用船舶 Seven Seas Splendor(746名) Silver Dawn(596名)
航海日数 140泊 149泊
出発地−到着地 マイアミ−ニューヨーク ロサンゼルス−コペンハーゲン
寄港数 71寄港地・40カ国 80寄港地・35カ国
1名あたり最低料金 91,499ドル(約1,370万円)〜 59,995ドル(約900万円)〜
最上級スイート料金(1名あたり) 839,999ドル(約1.26億円) 137,995ドル(約2,070万円)〜
最小客室面積 28.5㎡(ベランダスイート) 約31〜36㎡(ビスタ〜デラックスベランダ)
バトラーサービス ペントハウス以上 全スイート
寄港地ツアー 全寄港地無料(486ツアー) 全寄港地でコンプリメンタリーツアー
航空券 ファーストクラス航空券(bespoke amenities) 選択ゲートウェイからビジネスクラス込み
Wi-Fi 無制限無料 無制限プレミアムWi-Fi

出典:各社公式サイト(Regent Seven Seas CruisesSilversea)を基に作成

選び方の基準

  • リージェントが向いているケース:追加出費を気にせず総額を事前確定したい、大きめの客室を好む、マイアミ発の大西洋ルートを選びたい
  • シルバーシーが向いているケース:より小規模な船でパーソナルなサービスを重視したい、80寄港地という過去最多の立ち寄り先を楽しみたい、ロサンゼルス発の太平洋ルートを選びたい
Elbrus Concierge
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日本の超富裕層にとって重要な判断軸に「日本語対応の範囲」があります。両社とも日本人コンシェルジュの乗船は限定的で、基本は英語対応となるため、予約時に日本国内正規代理店経由での予約をおすすめします。代理店経由であれば、乗船前後の航空券・ホテル手配、ビザ取得支援、キャンセル保険手配まで日本語でワンストップ対応が可能です。

スイート料金と広さ・設備の客室ランク別内訳

世界一周クルーズの費用差を生む最大の要因は「客室ランク」です。最高級クルーズでは全室がスイート仕様ですが、その中にも明確な階層があります。

スタンダードスイート〜オーナーズスイートの価格帯

最高級クルーズラインの世界一周クルーズでは、スイートが概ね3〜4階層に分かれます。Seven Seas Splendorを例にすると、373スイートが15カテゴリーに区分されており、最小のベランダスイート(28.5㎡)から最上級のリージェントスイート(412㎡)まで、面積には約14倍の差があります。

最高級クルーズラインの世界一周クルーズ スイートランク別の費用目安
スイート階層 広さの目安 1名あたり料金目安 主な設備・特徴
スタンダードスイート 約28〜38㎡ 約900万〜1,700万円 プライベートバルコニー、ミニバー
ベランダ/コンシェルジュスイート 約40〜55㎡ 約1,700万〜2,500万円 優先レストラン予約、専用ラウンジ
ペントハウススイート 約55〜85㎡ 約2,500万〜4,000万円 専属バトラー、独立リビング
オーナーズ/マスタースイート 約100〜200㎡ 約4,000万〜8,000万円 プライベートスパ、ダイニングエリア
最上級スイート(リージェント等) 約200〜412㎡ 約8,000万〜1.3億円 複数部屋、ジャグジー、個別送迎

※上記はカテゴリ別の目安です。正式な費用は各クルーズラインまたはクルーズ専門代理店への問い合わせが必要です。

ペントハウス以上のスイートで受けられる追加サービス

ペントハウス以上のスイートでは、以下のような追加サービスが含まれます。

  • 専属バトラーによる荷解き・荷造り
  • 毎日のカナッペ・アフタヌーンティーのインスイートサービス
  • スパトリートメント予約の優先権
  • 特別寄港地ツアーの優先案内
  • 船長主催ディナーへの優先招待

最上級スイート(Regent Suite等)の特別設備

  • プライベートスパ(サウナ・スチームルーム・ジャグジー)
  • ラップアラウンドバルコニー(Seven Seas Splendor の Regent Suite は約121㎡のバルコニーを含む総面積412㎡)
  • グランドピアノ、オリジナルアート
  • 専用車・プライベートツアーガイドによる寄港地送迎
  • インスイートスパトリートメント無制限

出典:Regent Seven Seas Cruises公式「Regent Suite on Seven Seas Splendor」

シングル利用・特別リクエスト時の追加費用

シングル利用の費用構造

世界一周クルーズを1名で利用する場合、通常は2名分の料金が請求されます。ただし、一部の船会社では「シングル追加料金」として25〜75%の追加で済むプログラムが設けられます。リージェントでは特定の航路・スイートで「シングル追加料金なし」のキャンペーンが実施されることがあります。

航海中のスイート変更

出発後に上位スイートへ変更することは基本的に不可です。ただし、空室がある場合に限り、差額を支払って変更できるケースもあります。差額は通常の定価ベースで計算されます。

航路と日数から見る日本発着と海外発着の費用差

世界一周クルーズの航路選びは、費用と体験の両面で重要な判断です。日本発着か海外発着かの選択により、総費用に100万〜300万円の差が生じることもあります。

外航クルーズ利用者の泊数構成を見ると、日本人の2025年外航クルーズ乗客のうち8〜13泊が75,200人(45.1%)と最多で、14泊以上の超長期クルーズは6,300人(3.8%)にとどまります。世界一周クルーズはこの14泊以上セグメントの中でも最長クラスに位置づけられます。

日本人の外航クルーズ乗客数の泊数別内訳(2025年)
泊数区分 乗客数(千人) シェア
1〜2泊 0.8 0.5%
3〜4泊 45.4 27.2%
5〜7泊 39.0 23.4%
8〜13泊 75.2 45.1%
14泊以上 6.3 3.8%
合計 166.7 100.0%

出典:国土交通省海事局「2025年の我が国のクルーズ等の動向」(2026年3月31日公表)

主要航路3パターン:太平洋周り・大西洋周り・南半球周回

①太平洋周り(西回り)

  • ルート例:ロサンゼルス→ハワイ→タヒチ→フィジー→オーストラリア→東南アジア→インド洋→アフリカ→ヨーロッパ
  • 日数:140〜149日
  • 特徴:シルバーシー2027年「The Three Oceans」が該当。3大洋を踏破

②大西洋周り(東回り)

  • ルート例:マイアミ→カリブ海→パナマ運河→南太平洋→オーストラリア・ニュージーランド→アジア→アフリカ→地中海→ニューヨーク
  • 日数:126〜140日
  • 特徴:リージェント2027年「World of Splendor」が該当。71寄港地・40カ国

③南半球周回

  • ルート例:シドニー→ニュージーランド→南太平洋諸島→南米→ケープタウン→オーストラリア
  • 日数:90〜120日
  • 特徴:北半球の冬を避けた航路、世界一周の変則版

日本発着と海外発着の費用差

リージェント・シルバーシーとも、2027年世界一周の出発地は米国です。日本からの場合は往復航空券・前後泊が追加で必要となります。

日本発着と海外発着の費用比較(2027年ベース、1名あたり)
比較項目 日本発着 海外発着(マイアミ・ロサンゼルス等)
クルーズ本体料金 1,400万〜1億円程度 900万〜1.3億円程度
航空券(往復) 不要 多くの最高級ラインで基本料金に含まれる
前後泊ホテル 5万〜10万円 一部含まれる場合あり(要確認)
為替リスク 低(円建て予約可能な代理店あり) 高(USD/EUR建て)
総額の目安 1,410万〜1億円超 900万〜1.3億円超

※上記はカテゴリ別の目安です。正式な費用は各クルーズラインまたはクルーズ専門代理店への問い合わせが必要です。

海外発着はクルーズ本体料金が若干安く見えますが、最高級ラインの多くでは上位スイートに大陸間ビジネスクラス航空券や前後泊ホテルが含まれる場合があります。適用条件はスイートランク・プロモーションにより異なるため、総額を比較する際は航空券・前後泊・為替を含む実質コストで代理店に見積もりを依頼することが重要です

乗船期間と途中乗下船オプション

世界一周クルーズの標準日数は140〜149日ですが、180日を超えるグランドワールドクルーズも存在します。日程面の制約がある場合は、区間乗船(セグメント利用)の選択肢もあります。

途中乗下船(セグメント利用)のメリット

  • 全行程に参加できない場合でも、一部区間(30〜60日)のみの乗船が可能
  • 区間料金は日割換算よりやや割高ですが、スケジュール調整がしやすい
  • 例:横浜→シンガポール(30日)で約300万〜800万円
Elbrus Concierge
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日本発着にするか海外発着にするか迷う場合の判断基準をお伝えします。ビジネスで急な帰国が必要になる可能性がある方には、日本に寄港する航路を選ぶと安心です。横浜・神戸に寄港するタイミングで一時帰国し、数日後に再乗船できるフレキシブルな利用方法もあります。健康面のリスク管理や、事業上のエクスポージャーを調整したい方には有効な選択肢です。

完全オーダーメイドの旅行手配を希望する場合は、ラグジュアリートラベルエージェントの選び方と費用も参考になります。プライベートジェットとクルーズを組み合わせた旅行プランの設計も可能です。

船内サービスの内訳と追加費用の目安

最高級クルーズの魅力は、洋上のラグジュアリーホテル以上のサービスを受けられる点にあります。ただし「オールインクルーシブ」の範囲は船会社ごとに異なるため、事前の確認が重要となります。

オールインクルーシブに含まれるサービス

食事関連

  • メインダイニング(フレンチ・イタリアン・和食など複数)での全食事
  • ブッフェレストラン、プールサイドグリル
  • 24時間インスイートダイニング(ルームサービス)
  • アフタヌーンティー

ドリンク関連

  • ハウスワイン、スピリッツ、カクテル
  • ビール、ソフトドリンク
  • スイート内ミニバー(毎日補充)
  • スペシャルティコーヒー

寄港地関連(リージェントの場合)

  • 全寄港地での基本観光ツアー(2027年世界一周では486ツアー)
  • 一部のRegent Choiceツアー(上位ツアー)
  • シャトルバス

追加費用が発生する主な項目

追加費用の目安(2026年時点の業界目安)

  • スパトリートメント:1回1万〜5万円(フェイシャル・マッサージ)
  • プレミアムワイン:1本5,000円〜10万円(ヴィンテージシャンパン等)
  • プライベート寄港地ツアー:1回5万〜30万円(専用車・ガイド)
  • ランドリー:リージェントは無料、シルバーシーは含まれる範囲が船会社で異なります
  • 医療サービス:軽症は無料、専門治療・薬剤は有料
  • プレミアムWi-Fi帯域の増量:船会社により異なります

船内での1日の過ごし方

航海日(終日洋上)の典型的な過ごし方は次のとおりです。早朝のルームサービス朝食またはメインダイニングでの朝食から始まり、午前はフィットネスセンター・ヨガクラス・プールデッキ・寄港地講座(次の目的地の歴史・文化)などから選択します。昼はプールサイドグリルまたはブッフェでの軽めのランチ、午後はスパトリートメント・読書・料理教室・ワインテイスティングなどの選択肢があります。夕刻のアフタヌーンティー・バーでのカクテルタイムを経て、夜はメインダイニングまたはスペシャルティレストランでのディナー、その後はシアターでのショー・カジノ・バーで過ごすのが標準的な流れです。

世界のエクスクルーシブリゾートと比較しても、最高級クルーズの船内施設は同等水準に達しています。

予約から乗船までの確認事項

世界一周クルーズの費用は1名あたり900万〜1.3億円で、客室ランク・船会社・航路により差があります。予約時期・キャンセル規約・シングル利用時の追加費用を事前に確認することで、長期航海を安心して計画できます。

Q1:予約はいつから可能か、早期予約特典の内容は

世界一周クルーズの予約は、出発の18〜24ヶ月前から開始されるのが一般的です。早期予約特典としては、早期予約割引(発売開始から3ヶ月以内で10〜25%オフの場合が多い)、デポジット減額(通常20%→10%に軽減のケースあり)、無料アップグレード(1〜2ランク上のスイートへ)、船内クレジット(5万〜30万円分)などが含まれます。人気の航路・上位スイートは発売から数週間で完売するため、リピーター向けの先行予約が重要となります。

Q2:キャンセル規約と返金条件はどうなっているか

一般的なキャンセル規約は船会社・航路により異なりますが、目安は以下のとおりです。出発120日以上前はデポジット全額返金または次回クルーズへの振替が可能、出発90〜119日前は50%返金、出発60〜89日前は25%返金、出発59日以内は返金なしが標準的な取り決めです。キャンセル保険(旅行代金の3〜5%程度)に加入すると、病気・怪我などの理由で全額補償されるケースがあります。

Q3:一人参加の場合の追加費用はどの程度か

世界一周クルーズを1名で利用する場合、2名分の料金請求が基本ですが、以下の軽減方法があります。シングル料金設定船であれば25〜75%の追加料金で済み、シングル追加料金なしキャンペーンはリージェントなどが年1〜2回実施しています。また、一部船にはソロ向けシングル専用スイートも用意されています。

Q4:寄港地での出費目安はどのくらいか

世界一周クルーズ(140日・70港寄港)での船外支出目安は、最小限に抑えた場合で50万〜100万円(食事・買い物を控えめに)、標準的な出費で100万〜200万円(各港で食事・お土産)、ハイエンドに過ごした場合で300万〜500万円(プライベートツアー・高級レストラン活用)が目安です。

Q5:日本国内での予約方法と旅行代理店の選び方

日本国内での予約方法は主に以下の3つです。

①船会社の日本代理店経由

  • メリット:日本語対応、円建て支払いが可能な場合あり

②クルーズ専門旅行代理店経由

  • 阪急交通社クルーズ、JTBロイヤルロード銀座などが代表的
  • メリット:複数社比較、航空券・ホテル手配も一括で依頼可能

③船会社公式サイトから直接予約

  • メリット:最新の空き状況確認、公式キャンペーンの適用
  • 注意点:英語対応、クレジットカード決済(USD/EUR)
Elbrus Concierge
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初めて世界一周クルーズを予約する方には、クルーズ専門の旅行代理店経由をおすすめします。デポジット支払いから乗船までのサポート、為替リスクの説明、キャンセル保険の手配まで、日本語で一貫したサポートを受けられるためです。代理店手数料は船会社が負担するため、直接予約と同じ料金で利用できます。

世界一周クルーズは、140日前後の時間と1名あたり900万円以上の費用を要する大きな判断です。予約から乗船までの手順、キャンセル規約、シングル利用時の追加費用などを事前に確認したうえで、自身の滞在スタイルに合った船会社・航路・客室ランクを選ぶことが、満足度の高い航海につながります。

The summit reveals a life yet unseen.

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