NEWS ニュース

ヘッジファンド大手シタデル創業者ケン・グリフィン氏、ニューヨーク740パークアベニューで隣接アパートメントを3,800万ドル(約54億円)で追加取得

ニューヨーク740パークアベニューの外観

ヘッジファンド大手シタデルの創業者ケン・グリフィン氏が、ニューヨーク・マンハッタンの超高級住宅地として知られる740パークアベニューで、隣接するアパートメントを3,800万ドル(約54億円)で取得したことが明らかになりました。これは同氏が同ビルディングで所有する2戸目の物件となります。

この取引により、グリフィン氏は世界で最も権威のある住宅地のひとつで、より大きな居住スペースを確保することになります。740パークアベニューは、ウォール街の金融エリートや世界的な富豪が居住することで知られており、1戸あたりの価格が数千万ドルに達することが一般的です。

740パークアベニューの不動産価値と立地的優位性

740パークアベニューは、ニューヨーク・アッパーイーストサイドに位置する1930年竣工の歴史的建造物で、長年にわたって米国の超富裕層が居住する「パワーアドレス」として認識されています。同ビルディングの物件は、平方フィート(約0.09平方メートル)あたり2,000ドルから3,000ドルという価格帯で取引されることが多く、今回の3,800万ドルという価格は市場水準と整合していると考えられます。

740パークアベニューの建物外観とエントランス

グリフィン氏のような超富裕層にとって、隣接物件の取得はプライバシーの確保と居住空間の拡張を同時に実現する効果的な戦略と評価されています。特に同ビルディングのような希少性の高い物件では、隣接ユニットが売りに出される機会は限定的であり、取得タイミングが重要な要素となります。

超富裕層による複数物件取得の実務的考慮事項

このような高額不動産取引では、購入資金の調達方法や税務上の最適化が重要な検討事項となります。グリフィン氏クラスの資産家の場合、現金での一括購入、プライベートバンクからの担保融資、または不動産投資用の法人スキームを通じた取得などの選択肢が考えられます。

また、複数物件を統合する際には、建築許可や共同住宅組合(Co-op)の承認手続きが必要となることが一般的です。740パークアベニューのような名門ビルディングでは、居住者委員会による厳格な審査プロセスが設けられており、財務状況の証明や面接を経て承認を得る必要があります。

維持管理費用と運営体制

3,800万ドル規模の物件では、年間の維持管理費用が100万ドルから200万ドル程度発生することが想定されます。これには共益費、固定資産税、セキュリティ、清掃、メンテナンス費用などが含まれます。隣接物件を統合する場合、専門の建築事務所やインテリアデザイナーとの連携により、改装費用として追加で1,000万ドル以上の予算確保が必要になる可能性があります。

グリフィン氏の今回の取得は、ニューヨークの超高級不動産市場における需要の堅調さを示すものと評価されており、同様の資産規模を持つ投資家にとって参考となる事例といえるでしょう。

出典:Robb Report

The summit reveals a life yet unseen.

まだ見ぬ景色を、その手に。

wismoney Elbrusの新着記事とラグジュアリーニュースを、
LINEからもお届けしています。

-NEWS ニュース