インターナショナルスクールとは、英語を主な教授言語とし、IB(国際バカロレア)・米国式・英国式などの国際的なカリキュラムで教育を行う学校です。東京のインターナショナルスクールは年間学費200万〜500万円、12年間で総額3,000万〜7,000万円が目安です。カリキュラムの種類や進学先、教育方針によって最適な選択が異なります。主要7校の費用・入学基準・進路実績を比較し、「我が家に合うスクール」を見極めるための実務情報をお伝えします。
東京のインターナショナルスクール学費は年間200万〜500万円
インターナショナルスクールの学費は、カリキュラムの種類によって年間100万円以上の差が生じます。英国式が最も高く、米国式が比較的抑えめという傾向があります。
学費の構造は以下の5項目で成り立っています。
- 授業料:年間200万〜400万円が中心帯
- 入学金:30万〜100万円(初年度のみ)
- 施設費:年間20万〜80万円
- 寄付金:任意だが50万〜200万円の期待値がある学校も
- 教材費・活動費:年間10万〜30万円
12年間(小学校1年〜高校3年)通学した場合の総額は、学校選びとオプションの取り方で大きく変わります。最もコストを抑えた場合で約3,000万円、英国式の名門校でフル装備なら7,000万円を超えるケースもあります。
初年度は入学金と施設費で150万〜300万円が上乗せされるため、2年目以降との費用差を把握しておく必要があります。
見落としやすい「隠れコスト」
- スクールバス:年間30万〜60万円(利用する場合)
- ランチ:月額1万〜2万円のカフェテリア利用料
- 制服:初回購入で5万〜15万円
- 課外活動費:スポーツチーム・音楽・アート等で年間10万〜50万円
- 海外研修・修学旅行:1回あたり30万〜80万円
カリキュラム別の年間学費比較表
| カリキュラム | 年間学費(授業料+諸経費) | 12年間総額目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| IB(国際バカロレア) | 280万〜450万円 | 3,500万〜5,500万円 | 探究型学習・世界共通の卒業資格 |
| 米国式(American) | 250万〜400万円 | 3,000万〜5,000万円 | AP取得可・米国大学進学に強い |
| 英国式(British) | 300万〜500万円 | 4,000万〜7,000万円 | GCSE・IBDP(2025年〜)・英国大学直結 |
※各校公式サイト・募集要項を基に作成。寄付金・オプション費用は含まず。
学費差が生まれる主な理由は、教員の給与水準と施設投資です。英国式は本国から招聘する教員の比率が高く、人件費が授業料に反映されています。IB校は認定維持のための研修費用や教材開発費が上乗せされる傾向にあります。
主要インターナショナルスクール7校の費用・入学難易度・進路
東京で超富裕層の子どもが通うインターナショナルスクールとして、歴史・実績・進学先の観点から7校が候補に挙がります。
| 学校名 | カリキュラム | 年間学費目安 | 入学難易度 | 主な進学先 | 立地 |
|---|---|---|---|---|---|
| ASIJ(アメリカンスクール) | 米国式+AP | 350万〜400万円 | 高 | 米国トップ大学 | 調布市 |
| BST(ブリティッシュスクール) | 英国式(2025年よりIBDP導入) | 380万〜500万円 | 高 | 英国・欧州・米国大学 | 港区麻布台・世田谷区 |
| 聖心インターナショナル | 米国式 | 280万〜350万円 | 中〜高 | 米国・国内大学 | 渋谷区広尾 |
| 西町インターナショナル | 米国式(K〜G9のみ) | 250万〜280万円 | 高 | 国内外の高校へ進学 | 港区元麻布 |
| 清泉インターナショナル | IB(PYP/MYP/DP) | 280万〜350万円 | 中 | 米国・国内大学 | 世田谷区用賀 |
| セントメリーズ | 米国式+IB | 300万〜380万円 | 中〜高 | 米国・国内大学 | 世田谷区瀬田 |
| K.インターナショナル | IB一貫 | 250万〜320万円 | 中 | 国内・海外大学 | 江東区白河 |
※各校公式サイト募集要項を基に作成。西町はG9(中3相当)までの学校のため、12年間の通学は不可。
米国式カリキュラム校の特徴(ASIJ・聖心)
ASIJ(アメリカンスクール・イン・ジャパン)
1902年創立、日本で最も歴史のある外国人学校の一つです。卒業生の進学先は米国トップ大学が中心で、AP(Advanced Placement)科目を幅広く開講しています。
入学には高い英語力が求められ、ウェイティングリストは学年によって2〜3年に及ぶこともあります。調布市の広大なキャンパスには野球場、25mプール、劇場を完備しています。
聖心インターナショナルスクール
1908年創立のカトリック女子校。広尾という都心立地でありながら、緑豊かなキャンパスを持ちます。日本語の授業が週に数時間設けられており、日本語力の維持を重視する家庭に選ばれています。
卒業生は米国大学のほか、上智大学や国際基督教大学など国内大学への進学も多い傾向があります。
英国式・IB校の特徴(BST・西町・K.インターナショナル・清泉)
BST(ブリティッシュスクール・イン・トーキョー)
1989年創立。2023年に麻布台ヒルズ内に新キャンパスを開設し、幼稚園〜Year 6(小学校課程)が麻布台ヒルズキャンパスで、Year 7以上(中学〜高校課程)が世田谷区の昭和キャンパスで学んでいます。英国式ナショナルカリキュラムを採用し、GCSEを経て、2025年8月よりYear 12・13でIBディプロマプログラム(IBDP)を導入しました。A-Levelの提供は2026年で終了する予定です。
卒業生はオックスフォード、ケンブリッジなど英国大学のほか、米国アイビーリーグにも進学しています。学費は東京のインターナショナルスクールで最高水準です。
西町インターナショナルスクール
1949年創立の歴史ある学校で、日本人と外国人の比率がほぼ半々という特徴があります。米国式カリキュラムを採用し、日英バイリンガル教育に力を入れています。
元麻布の閑静な住宅街に位置し、小規模校ならではの家族的な雰囲気があります。日本語の授業時間が他校より多く、帰国子女や日本人家庭に人気です。
ただし西町はキンダーガーテン〜G9(中3相当)までの学校であり、高校課程はありません。卒業生の約35%がASIJ、約30%が海外の高校へ進学しており、高校選びが卒業時の重要な判断ポイントになります。
K.インターナショナルスクール東京
1997年創立で、幼稚園から高校まで一貫してIBカリキュラムを提供しています。日本人生徒の比率が高く、国内大学への進学実績も豊富です。
学費は7校の中では抑えめで、IBディプロマを取得して国内のIB入試を活用する戦略を取る家庭に選ばれています。
清泉インターナショナルスクール
カトリック系の女子校で、1962年創立。少人数制(1学年50〜60名)で、生徒一人ひとりへのケアが手厚い点が特徴です。IB(PYP/MYP/DP)の一貫カリキュラムを採用しており、2020年にMYP認定を取得して日本初の女子IBコンティニュアム校となりました。高校課程ではIGCSEも選択可能です。
英語力が十分でない生徒向けのEAL(English as an Additional Language)プログラムが用意されており、日本人家庭からの転入にも対応しています。
セントメリーズインターナショナルスクール
1954年創立のカトリック男子校で、東京で唯一の男子専門インターナショナルスクールです。世田谷区瀬田のキャンパスには充実したスポーツ施設があり、各種スポーツが盛んです。
カリキュラムは米国式をベースにIBディプロマも選択可能です。卒業生は米国大学への進学が多く、慶應義塾大学や早稲田大学への進学実績もあります。
男子教育に特化しているため、競争心やリーダーシップを育む環境を重視する家庭に向いています。
IB・米国式・英国式カリキュラムの違いと進路への影響
カリキュラム選びは「どこの大学に進学させたいか」から逆算すると判断しやすくなります。
| 観点 | IB(国際バカロレア) | 米国式 | 英国式 |
|---|---|---|---|
| 教育哲学 | 探究型・批判的思考 | 幅広い教養・課外活動重視 | 専門性の早期深掘り |
| 評価方法 | 内部評価+外部試験 | GPA+SAT/ACT | GCSE・IBDP(BSTは2025年〜移行) |
| 卒業資格 | IBディプロマ(世界共通) | 高校卒業証書+AP | IBDP/GCSE(学校による) |
| 強い進学先 | 世界中の大学 | 米国大学 | 英国・欧州大学 |
| 日本の大学 | IB入試で有利 | 帰国生入試で評価 | 帰国生入試で評価 |
日本の大学に進学する場合は注意が必要です。インターナショナルスクール卒業生は一般入試の受験資格がない場合があり、帰国生入試・IB入試・AO入試のいずれかを利用することになります。
文部科学省「学校基本調査」(令和7年度)によると、各種学校として認可されている外国人学校は全国に145校あり、在籍する生徒数は33,921名です。各種学校として認可されていない学校を卒業した場合、日本の大学入学資格を得るには別途条件を満たす必要があるため、進学計画を立てる際は志望校の入学資格を早い段階で確認してください。
| 区分 | 学校数 | 生徒数 |
|---|---|---|
| 各種学校認可の外国人学校(全国) | 145校 | 33,921名 |
| うち私立 | 145校 | 33,921名 |
出典:文部科学省「学校基本調査」(令和7年度)各種学校 課程別学校数・生徒数
IB(国際バカロレア)の特徴と向いている子ども
IBは1968年にスイスで設立された国際的な教育プログラムです。「探究」を軸とした学びで、生徒が自ら問いを立て、調査し、論文やプレゼンテーションで成果を示します。
高校課程のIBディプロマプログラム(DP)は6教科群(言語、外国語、社会、理科、数学、芸術)と、コア科目(TOK=知の理論、EE=課題論文、CAS=創造性・活動・奉仕)で構成されます。
IBディプロマの満点は45点で、海外トップ大学を目指すには38点以上が目安です。
文部科学省の委託調査(令和6年度、筑波大学実施)によると、一条校のIB認定校に在籍するDP受講生は英検準1級以上の取得率が31.0%(非受講生8.6%)と高く、海外学校経験率も32.9%に達しています。2023年度のDP修了生475名のうち、国内大学への進学者は309名、海外大学への進学者は124名で、国内進学先は上智大学(45名)、立教大学(23名)、岡山大学(13名)、国際基督教大学(13名)が上位を占めています。
| 項目 | DP受講生 | 非受講生 |
|---|---|---|
| 英検取得率 | 81.2% | 79.8% |
| 英検準1級以上の取得率 | 31.0% | 8.6% |
| 海外学校経験率 | 32.9% | 13.8% |
| MYP履修経験率 | 50.6% | 20.4% |
出典:文部科学省 IB教育推進コンソーシアム「令和6年度 IBの教育効果等に関する調査研究」(調査対象:一条校IB認定校31校の高校2年生1,794名)
向いている子どもは、以下の特徴を持つタイプです。
- 「なぜ?」という疑問を持ち、自分で調べる習慣がある
- 4,000語の論文を書き上げる根気がある
- 文理両方をバランスよく学びたい
- 進学先を日本・海外どちらにするか決めていない
米国式・英国式カリキュラムの特徴と進路
米国式カリキュラム
AP(Advanced Placement)は米国大学の単位として認められる上級科目で、高校在学中に大学レベルの内容を学びます。AP科目のスコア(5点満点)が高いほど、米国大学入試で有利になります。
米国大学進学にはSAT(またはACT)のスコアも必要です。課外活動やボランティア、エッセイなど「人物評価」の比重が大きいのが米国式入試の特徴です。
英国式カリキュラム
GCSEはYear 10〜11(14〜16歳)の2年間で学習し、16歳前後で受験する中等教育修了試験です。東京のBSTでは2025年8月よりYear 12・13でIBDPを導入しており、従来のA-Levelからの移行が進んでいます。
英国大学はGCSEやIBDPの成績で入学が決まるため、早い段階で専門分野を定める必要があります。医学部や法学部を目指す場合、科目選択が進路を左右します。
海外大学進学を本格的に検討する場合は、海外ボーディングスクールのガイドも参考にしてください。
入学基準と選考プロセスの実務
インターナショナルスクールの入学選考は「英語力」「学力」「家庭の教育方針」の3つの軸で評価されます。合否を分けるのは英語力だけではありません。
学年ごとの入りやすさには明確な傾向があります。最も入りやすいのは幼稚園〜小学校低学年で、空き枠が多く英語力要件も緩やかです。小学校高学年以降は空き枠が減り、英語力の壁も高くなります。
人気校ではウェイティングリストが常態化しています。ASIJやBSTでは、学年によっては2〜3年待ちというケースもあり、出産前から学校を決めて早期に申し込む家庭もいます。
英語力要件と事前準備
学校によって求める英語力は大きく異なります。
| 英語力要件 | 該当校(例) | 目安 |
|---|---|---|
| ネイティブレベル必須 | ASIJ、BST | 英語圏での生活経験または同等の運用力 |
| 高い英語力を推奨 | 西町、セントメリーズ | 英検準1級〜1級相当 |
| ESLサポートあり | 清泉、聖心、K.インター | 英検2級程度から入学可能な場合あり |
ESL(English as a Second Language)プログラムがある学校では、入学時点で英語が不十分でも、補習を受けながら追いつくことが可能です。ただし、ESLには追加費用(年間50万〜100万円)がかかる場合があります。
入学前の準備期間として、英語力が不足している場合は1〜2年の集中学習が必要です。プリスクール、英語塾、家庭教師、オンライン英会話などを組み合わせて準備する家庭が多くいます。
出願書類・面接・入試の対策フロー
9月入学の学校の場合、出願スケジュールは以下のとおりです。
- 前年9〜10月:学校説明会・オープンキャンパスに参加
- 前年11〜12月:出願書類の準備・提出
- 前年1〜3月:入学アセスメント(試験)・面接
- 前年3〜4月:合否通知・入学手続き
- 9月:入学
出願書類には以下が含まれます。
- 推薦状:現在通っている学校の担任からの英文レター
- 成績証明書:過去2〜3年分の成績表(英訳)
- 志望理由エッセイ:保護者が記入する場合と、本人(高学年以上)が書く場合あり
- ポートフォリオ:作品や活動記録(一部の学校で求められる)
親子面接で聞かれる典型的な質問は以下のとおりです。
- 「なぜこの学校を選んだのですか?」
- 「お子さんの長所と短所を教えてください」
- 「学校の教育方針についてどう思いますか?」
- 「家庭ではどのような教育をしていますか?」
面接では「学校の理念と家庭の教育方針の一致」を確認されます。事前に学校のミッションステートメントを読み込み、共感できるポイントを言語化しておいてください。
入試(アセスメント)の内容は学校によって異なりますが、英語力テスト、算数・数学テスト、グループアクティビティの3要素で構成されるのが一般的です。過去問が公開されていない学校がほとんどのため、幅広い英語力と論理的思考力を日常的に鍛えておく必要があります。
入学準備にかかる費用の目安
- 英語塾・プリスクール:月額5万〜15万円(1〜2年間)
- 入学試験対策の家庭教師:1回1万〜3万円
- 出願料:各校2万〜5万円
- 合計で100万〜300万円程度を見込んでおくと安心です
親のコミュニティと学校生活で知っておくべきこと
インターナショナルスクールでは、保護者の学校行事への参加が日本の学校以上に求められます。特に欧米系の学校では、PTA活動やボランティアへの積極的な関与が「当たり前」とされています。
保護者コミュニティの特徴は以下のとおりです。
- 多国籍:外交官、駐在員、起業家、投資家など多様なバックグラウンド
- 英語中心:保護者同士の連絡や学校からの通知は基本的に英語
- イベントが多い:ファンドレイジング(資金集め)、スポーツデー、文化祭など
英語に自信がない保護者でも馴染めるかは、学校によって異なります。西町や聖心のように日本人保護者が多い学校では日本語でのコミュニケーションも可能ですが、ASIJやBSTでは英語力がないと孤立しやすい傾向があります。
保護者ネットワークはビジネス面でもメリットがあります。グローバル企業の経営者や投資家と自然に知り合える環境は、超富裕層にとって価値ある人脈形成の場となります。
日本人家庭が知っておくべき文化の違い
ファンドレイジング(資金集め)
欧米の学校文化では、保護者が積極的に寄付や資金集めに関わります。チャリティオークション、バザー、ガラディナーなどのイベントで、保護者が主体的に運営する場面が多くあります。日本の学校のPTA活動よりも「お金の話」がオープンです。
教師との関係性
日本の「先生に任せる」文化とは異なり、保護者が教育内容に意見を述べることが歓迎されます。保護者面談では「子どもにこう育ってほしい」という要望を具体的に伝えることが期待されます。
保護者の発言権
学校運営に保護者代表が参画する仕組みがあり、カリキュラム変更や設備投資などに意見を反映できる場合があります。学校を「サービスの受け手」ではなく「コミュニティの一員」として捉える姿勢が求められます。
家庭で子どもの教育をサポートする体制として、ナニー(家庭教師兼育児担当者)を雇用するケースもあります。詳しくはナニー雇用のガイドを参考にしてください。
インターナショナルスクール選びで確認すべきポイント
学費・カリキュラム・入学難易度を総合的に検討し、「12年間で子どもをどう育てたいか」という家庭の教育方針から逆算することが、インターナショナルスクール選びの最も重要な判断軸です。
Q1. 日本語力は維持できますか?
学校によって日本語授業の有無と時間数が異なります。西町や聖心は週に数時間の日本語授業がありますが、ASIJやBSTでは日本語授業は選択制または設けられていません。
家庭での日本語維持が必要な場合は、以下の対策が取られています。
- 日本語の本を毎日読む習慣
- 週末に日本語補習塾に通う
- 漢字検定や日本語能力試験を定期的に受験
- 祖父母との交流で敬語や慣用句を学ぶ
Q2. 途中から日本の学校に戻れますか?
学年認定の問題があります。インターナショナルスクールの9月始業は日本の4月始業と約半年ずれており、転校時に学年が上下する可能性があります。
日本の中学受験は小6の2月に実施されるため、インターナショナルスクールのスケジュールと合わせるのが困難です。中学受験を視野に入れる場合は、小4〜5での転校を検討する家庭もいます。
高校受験については、帰国生枠を設けている私立高校に出願する方法が一般的です。
Q3. 共働き家庭でも通わせられますか?
対応は可能です。インターナショナルスクールでは18時頃まで預かるアフタースクールプログラムを提供している学校が多くあります。追加費用は月額3万〜8万円程度です。
スクールバスは広範囲をカバーしており、都心から調布のASIJまで1時間以上かけて通学する児童もいます。バス代は年間30万〜60万円が目安です。
Q4. 入学後に転校(インター間の移動)は可能ですか?
可能ですが、カリキュラムが異なる場合は学習内容の移行に注意が必要です。IB校からIB校への転校はスムーズですが、英国式から米国式への転校では科目の取り方が変わります。
転校理由として多いのは「通学時間の短縮」「校風が合わない」「学費の見直し」の3つです。
Q5. 大学進学の実績はどこで確認できますか?
各校の公式サイトに「College Acceptances」「University Destinations」などの項目で掲載されています。過去3〜5年分の進学先リストを確認できる学校が多くあります。
ただし、合格者数と実際の進学者数は異なる点に注意してください。1人で複数校に合格している場合、リスト上は延べ数としてカウントされています。なお、西町はG9で卒業するため、大学進学実績ではなく高校の進学先を確認してください。
Q6. 帰国子女でなくても入学できますか?
入学可能です。日本で生まれ育った子どもでも、十分な英語力があれば選考を通過できます。特にESLプログラムがある学校では、英語力を入学後に伸ばすことを前提に受け入れています。
ただし、英語のネイティブスピーカーと同じクラスで学ぶため、入学後1〜2年は学業面で苦労する可能性があります。家庭でのサポート体制を整えておくことが重要です。
Q7. 西町のようにK-9(中3まで)の学校を選ぶメリットは?
K-9校は小規模で家族的な環境が魅力です。卒業後は国内外の高校を幅広く選択でき、お子さんの成長に合わせて次の教育環境を選び直せる柔軟性があります。高校選びの段階で、ボーディングスクールへの進学や日本の高校への転入など、12年一貫校にはない選択肢が生まれます。
教育費全体の計画については、富裕層の教育投資戦略もあわせて参考にしてください。