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金ETF NISAでの買い方|非課税メリットと5ステップ手順を解説

金ETFのNISAでの買い方は、証券口座で成長投資枠を選び、銘柄コード1540を検索して注文する5ステップで完了します。金ETFとは、金の価格に連動する上場投資信託です。NISA成長投資枠を使えば、売却益にかかる約20%の税金が非課税になります。1株あたり約23,000円(※2026年4月時点。最新の価格は証券会社の公式サイトで確認してください)から購入でき、この記事では購入手順と非課税メリットのシミュレーションを解説します。

NISA成長投資枠で金ETFを買う手順を5ステップで解説

NISA成長投資枠で金ETF(1540)を買う手順は、以下の5ステップです。

ステップ やること 所要時間 費用
1 証券口座のNISA枠を確認する 約1分 無料
2 金ETF(1540)を銘柄検索する 約1分 無料
3 成長投資枠を選択して注文画面へ 約1分 無料
4 株数・注文方法を入力する 約2分 1株あたり約23,000円〜
5 注文確定後、約定を待つ 数秒〜数分 手数料は証券会社による

STEP1:証券口座のNISA枠を確認する
証券会社のマイページにログインし、NISA口座が開設済みか、成長投資枠の残り枠がいくらあるかを確認します。

STEP2:金ETF(1540など)を銘柄検索する
検索窓に1540または金の果実と入力します。純金上場信託(現物国内保管型)がヒットします。

STEP3:成長投資枠を選択して注文画面へ
注文時に「NISA成長投資枠」を選択します。金ETF(1540)はつみたて投資枠の対象外のため、必ず成長投資枠を選んでください。

STEP4:株数・注文方法を入力する
株数を入力し、成行注文(その時の価格で即約定)か指値注文(指定価格で約定)を選びます。初心者は成行注文のほうが約定しやすく、迷いにくいです。

STEP5:注文確定後、約定を待つ
注文を確定したら、取引時間内であれば数秒〜数分で約定します。約定通知を確認して完了です。

初心者がつまずきやすい3つの注意点と回避法

注意ポイント

  • 投資枠の選択ミス:金ETF(1540)はつみたて投資枠の対象外です。必ず成長投資枠を選択してください
  • 最低購入金額の確認不足:1540は1株単位で購入可能で、1株あたり約23,000円です(※2026年4月時点。最新の価格は証券会社の公式サイトで確認してください)
  • 約定確認の放置:指値注文の場合、価格が合わず約定しないことがあります。注文後は約定通知を必ず確認してください
FP
FP
「NISAで金を買う意味あるの?」という疑問はよく見かけます。配当がない金ETFでも、売却時の利益が非課税になる点は見落とされがちです。特に退職後の取り崩し時期に売却益への課税がないのは、想像以上に手残りに効きます。

NISA成長投資枠で金ETFを買うと税金はいくら変わるのか

NISA口座で金ETFを買う最大のメリットは、売却益に税金がかからないことです。通常、課税口座で投資した場合、利益に対して約20.315%の税金がかかります。100万円の利益が出ても、手元に残るのは約80万円です。

この20%超の差が、長期保有になるほど大きな金額差になります。非課税だから得という感覚を、具体的な数字で確認しておきましょう。

100万円を20年保有した場合の課税口座との手残り差シミュレーション

100万円を金ETFに投資し、20年間保有した場合の手残りを試算しました。年平均リターンは、金の過去実績と将来の不確実性を考慮し、控えめな3%から楽観的な7%まで幅を持たせています。


このシミュレーションは仮定の年平均リターンに基づく試算であり、金ETFのリターンを保証するものではありません。過去の実績が将来の成果を約束するわけではない点にご注意ください。
年平均リターン 20年後の評価額 NISA手残り 課税口座手残り(税引後) 差額
3% 約181万円 約181万円 約164万円 約16万円
5% 約265万円 約265万円>

約232万円 約34万円
7% 約387万円 約387万円 約329万円 約58万円

課税口座の手残りは、評価額から元本を引いた利益部分に20.315%を課税した金額を差し引いて計算しています。年7%で運用できた場合、非課税メリットは約58万円に達します。

実際にNISA成長投資枠を使って投資している人は増えています。金融庁の調査によると、2025年のNISA成長投資枠の年間新規買付額は約12.6兆円で、NISA全体の新規買付額(約18.8兆円)の約67%を占めています。つみたて投資枠だけでなく、成長投資枠を積極的に活用している投資家が多いことがわかります。

出典:金融庁 NISA口座の利用状況調査(2025年12月末時点 速報値)※Excelデータから算出

金ETFにNISA枠をどのくらい使うか配分の考え方

NISA成長投資枠は年間240万円ありますが、これを金ETFだけに使う必要はありません。金は値動きが比較的穏やかな守りの資産です。攻めの資産(株式インデックスなど)と組み合わせる購入方法が一般的です。

配分パターン 金ETF 株式インデックス 想定される人
守り重視 50% 50% 資産保全を優先したい人
バランス型 20〜30% 70〜80% 成長も狙いつつリスク分散したい人
攻め重視 10% 90% リターン最大化を狙いたい人
FP
FP
50代以降の方から金の比率を高めたいという声は増えています。ただ、金だけでは資産は増えにくいのも事実です。よくある考え方として、金は保険、株は成長エンジンというものがあります。どちらか一方ではなく、年齢や目的に応じて両方持つのが現実的です。

金ETFが向いている人と他の選択肢を検討すべき人

金ETFは、物価が上がるのが心配な人や、円安で資産が目減りするのを防ぎたい人に向いています。金価格は円建てで上昇傾向にあり、長期的な資産保全の手段として評価されています。

一方、金ETFには配当がありません。配当収入を重視する人には、高配当株ETFなど他の選択肢が合う可能性があります。

また、金価格が下落するシナリオも存在します。世界経済が安定し、地政学リスクが低下した場合、金の需要は減少する傾向があります。金利が上昇する局面でも、利息がつかない金の魅力は相対的に下がります。この点を理解した上で、自分のゴールに合った買い方を選んでください。

FP
FP
金ETFをNISAで長期保有しつつ、銀ETF(1542)を特定口座で短期売買するという組み合わせも選択肢の一つです。1542もNISA成長投資枠の対象ですが、金より値動きが大きいため、短期売買には特定口座のほうが損益通算できて柔軟です。金と銀では値動きの性格がまったく違うので、役割を分けて持つ考え方は面白いです。銀ETFについては別の記事で詳しく解説しています。

金ETF NISAでの買い方のよくある質問

NISA成長投資枠で金ETFは何株まで買えますか?

年間投資枠は240万円、非課税保有限度額のうち成長投資枠で使えるのは最大1,200万円です。1540が1株約23,000円(2026年4月時点)の場合、年間で約100株程度まで購入できる計算になります。最新の価格は証券会社の公式サイトで確認してください。

つみたて投資枠で金ETFは買えますか?

金ETF(1540)はつみたて投資枠の対象商品ではありません。購入するには成長投資枠を使う必要があります。注文時に投資枠の選択を間違えないようにしてください。

金ETFをNISAで買った場合、配当はもらえますか?

金ETF(1540)には分配金(配当)がありません。金そのものに利息や配当がつかないためです。NISAの非課税メリットは、売却して利益が出たときに発生します。

NISA口座で金ETFを売却した場合、非課税枠は復活しますか?

売却した分の非課税保有限度額は翌年に復活します。ただし、年間の投資枠(成長投資枠240万円)は復活しません。売却と再購入を同じ年に行うと、その分の年間枠を消費する点に注意してください。

金ETFの価格が下がった場合、NISAで損益通算はできますか?

できません。NISA口座で発生した損失は、特定口座や一般口座の利益と損益通算できません。また、繰越控除もできません。これはNISA制度の注意点の一つです。

金ETF 1540と1326(NEXT FUNDS金価格連動型)の違いは何ですか?

どちらも金価格に連動するETFですが、仕組みが異なります。1540は実際の金地金を国内で保管しており、一定口数以上で現物の金と交換できます。1326は金先物に連動する仕組みで、現物交換はできません。信託報酬や流動性にも違いがあるため、購入前に各運用会社の公式サイトで最新のスペックを確認してください。

金ETFの買い方は証券会社によって違いますか?

基本的な購入方法はどの証券会社でも同じです。銘柄コード1540を検索し、成長投資枠を選択して注文する流れは変わりません。ただし、取引手数料や注文画面の操作方法は証券会社ごとに異なります。主要なネット証券では金ETFの売買手数料を無料にしているところもあるので、事前に確認しておくと安心です。

NISAでの金ETFの買い方を理解した上で判断する

NISAの成長投資枠で金ETFを買う方法は、証券口座で1540を検索し、成長投資枠を選んで注文するだけです。非課税メリットは20年保有で数十万円の差になりえます。配分は自分のゴールに合わせて決めてください。

ただし、金ETFは持っているだけでは配当が出ません。非課税のメリットが発生するのは、金価格が上昇し、売却して利益が確定したタイミングです。

項目 NISA制度の内容
年間投資枠(成長投資枠) 240万円
非課税保有限度額(総枠) 1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)
非課税保有期間 無期限
通常の金融商品の税率 約20.315%

出典:金融庁 NISA制度概要

シミュレーション結果を見て、この数字なら自分に合うと思えるかどうかが最終判断です。NISAで金ETFを買うかどうかは、ご自身の投資目的と照らし合わせて決めてください。投資は余裕資金の範囲で行い、最終判断はご自身で行ってください。

  • この記事を書いた人

ウィズマネ編集部

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