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カルティエ、ブラジル人アーティストとの巨大モビール作品をニューベリー街旗艦店で展示中—「アーティスト・ミーツ・アルチザン」シリーズの新章

フランスの高級宝飾メゾン、カルティエが10年間継続している「アーティスト・ミーツ・アルチザン」シリーズの一環として、ブラジル人現代アーティスト、ベアトリス・ミハゼス氏との共同制作による大規模モビール作品「アクアリウム」をボストンのニューベリー街旗艦店で展示しています。展示期間は2026年5月17日までとなります。

この作品は2年間の共同制作期間を経て2010年に完成したもので、高さ8フィート(約2.4メートル)の規模を誇ります。ダイヤモンド、エメラルド、サファイア、アメジスト、オパールなど15本のストランドで構成された貴石と半貴石のモビールとなっています。

10年継続のアーティスト協働プロジェクト

カルティエの「アーティスト・ミーツ・アルチザン」シリーズは、同社の職人技術と現代アーティストの創造性を融合させる取り組みとして2016年から継続されています。今回の「アクアリウム」は、これまでマイアミ、パリ、ニューヨークでも展示された実績を持つ代表作品です。

ミハゼス氏は「異なるリズムで空間に踊る魅力的な要素たち」と作品について説明し、「近くで細部を観察することもでき、遠くからは明るさと活気を感じることができる。まるで夢の世界の水族館を観察しているようです」とコメントしています。

グッゲンハイム美術館でも個展開催の注目アーティスト

66歳のミハゼス氏は、モダニズムとブラジルの視点を融合させた鮮やかで層状の構成で知られる現代アーティストです。2025年には、ニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館でブラジル人アーティストとして初の個展が開催されるなど、国際的な評価が高まっています。

カルティエの旗艦店での展示は、同ブランドが推進する文化芸術支援の一環として位置づけられており、宝飾技術と現代アートの境界を探求する貴重な機会となっています。高級宝飾品のコレクターにとっても、アートと工芸の融合という新たな視点を提供する展示と考えられます。

出典:Luxury Daily

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